2015年6月17日水曜日

NewYork 2015 No.7 Broadway Musical 「Aladdin」

2015年6月16日 19時開演 New Amsterdam Theatre
ディズニーの最新ミュージカル「アラジン」を見ました。残念ながら魔法のランプの精、ジニーは、2014年のトニー賞、最優秀ミュージカル助演男優賞を獲得したジェームス・モンロー・イングルハートではなく、スタンバイのトレバー・ディオン・ニコラスが演じていました。
このミュージカルの肝は、ジニーとその魔法のシーンで、アラジンに呼ばれて三つの願いをかなえるシーンでは、マジック、様々なスタイルのダンス、花火などを使いまくってこれでもかと言うほど盛り上げます。ただし、一番重要なのはジニー役の演技力で、ここで観客の心をわしづかみにして振り回さないと、後が持ちません。トレバー・ディオン・ニコラスはがんばってはいましたが、少し上滑り気味で残念でした。
マジックカーペットのシーンは、LEDの星空の中、本当にカーペットが浮かんでいるように見えるのですが、アラジンとプリンセスにあたっている照明がカーペット上のコロガシしかなくて、暗くて1曲持たない感じでした。
今までのミュージカルの様々な演出方法を駆使して盛り上げるという点では、「ライオンキング」と共通の考え方を感じますが、ただ、羅列しただけの「アラジン」に比べ、「ライオンキング」では全てを新しい切り口で見せていて,今更ながらその革新性に驚きます。

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