2012年1月8日日曜日

ロッキーホラーショー

新年最初のポストが、去年のことというのもどうかと思うが、忘れないうちに書いておきたい。
昨年末(2011/12/14)、横浜芸術劇場でロッキーホラーショーを見た。
開演前から役者さんが売り子に扮して会場内を歩き、 売上があるたびに「お買い上げいただきました。!」と大声を張り上げていたが、その声に緊張感があふれ、場内は落ち着かない雰囲気だった。
芝居が始まってもその緊張感のまま、役者さんはおずおずと手探りで芝居しているし、観客もただ、戸惑っているだけだった。

そのいやな雰囲気を一変させたのが、古田新太扮するフランクフルターの登場だった。
派手な照明とともに現れた古田新太が会場の空気を一変させた。役者は落ち着き、観客にも安堵のため息が漏れる。一人の役者が、芝居を救った瞬間を見たような気がした。

古田新太 えらい!

その後は、スムーズに進み十分楽しめた。
劇団新感線ーいのうえひでのりー古田新太から期待していた、ハチャメチャではじけたかんじからするとおとなしいものだった。
音だけは、やたらとうるさかったけどね。
帰ってからロッキーホラーショーのDVDを見直したが、ティム・カリーの生肉をバリバリ食ってるフランクフルターから比べると、古田新太のは、「たくわんをポリポリかじる大阪のおばちゃん」というところか。
とりあえず、「大阪のおばちゃんフランクフルター」に乾杯。

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