2014年10月18日土曜日

4年ぶりのニューヨーク 01 成田からJFK

2014年10月16日
マイルも貯まっていたので、4年ぶりにニューヨークに来ました。本当は、昨年中に会社を辞めて、還暦のお祝いとフリーになったお祝いをかねて来たかったのですが、ぐずぐずしている内に時間は経ち、フリーになったのが今年の3月、そこから季候のいい時期のニューヨークにということで、10月になってしましました。
多分、ニューヨークは仕事を含めて13回目になると思います。こんなに繰り返し来ているのは、ある程度土地勘があり不安材料が少ないというのもありますが、私の理想の休暇に一番近いからだと思います。
私の理想の休暇とは、
1)日常生活から距離的、心理的に離れていて、自動的に非日常の状態になれる。
2)昼間の娯楽、夜の娯楽両方ある。ニューヨークの場合は、昼は美術館、夜はミュージカル。
3)ある程度長期間滞在しても、不自由のない生活が送れる。(都市文化のあるところ)
この三つが基本的な条件が満たせる場所です。
成田に行くのには、いつも成田エクスプレスを使っています。品川で乗り換えれば、1本で行けるのが魅力ですが、今回、Yahoo乗換で検索したところ、京成線の方が安くて、早いことがわかりました。しかし、重い荷物を持って乗換を何回もするのも辛いので、いつもの成田エクスプレスにしてしまいました。
飛行機は、全日空のNH10便です。ユナイテッド航空のコードシェア便で成田を11時に出発し、ニューヨークには同日の10時45分に到着です。当然、エコノミーです。


まず、驚かされたのは、空港のチェックインシステムです。Web上で予約したのですが、当日までボーディングパスが送られてくるわけでもなく、不安に思っていたところ、現れたのはATMのようなマシーン、これにパスポートをかざしてからいくつかの質問に答えていくと搭乗券を発券してくれるというシステムでした。何となく今までのように行き先別のカウンターでチェックインというイメージでいた私は、どうしてよいかわからず係員に聞いてしまいました。確かにこのシステムなら行き先別のカウンターは不要になり、効率的です。後は、手荷物カウンターに荷物を預けるだけです。




出発前、最後の食事はウナギのだし茶漬けにしました。帰ってくるまで、和食は食べないつもりです。
出国手続きも電子化が始まっていて、その場でパスポートと両人差し指の指紋を登録すると、自動改札を使用できるようになっていました。喜んで登録してしまいましたが、年1,2回の海外ならスタンプの方が後々の記念になっていいかなと反省しました。

機体は、ボーイング777-300シリーズです。エコノミーでも前部座席の背面に液晶ディスプレイが付き、映画などがオンデマンドで見られます。おかげで、日本のライトノベルが原作の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、邦画の「超高速!参勤交代」、「トランスフォーマー/ロストエイジ」の3本も見てしまいました。
日頃ほとんど映画を見ないので3本ともそれなりに面白かったのですが、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のハリウッドらしいご都合主義的なストーリー展開と、それを感じさせないシャープなカット割り、「超高速!参勤交代」の邦画らしい先の読めてしまう日本的なコメディセンス、「トランスフォーマー/ロストエイジ」では、アーサー王の円卓の騎士のイメージを臆面もなく出してくる脚本・監督の面の皮の厚さと、細かいところまでピントの合っているCGのせいでかえってリアリティの感じられない画面などが気になりました。
 最初の食事は、チキンと海鮮のパエリアにしました。
2回目はオムレツ&ベーコンにしてみました。
どちらも特に問題なくおいしくいただきました。


JFKからは、Airtrainに挑戦してみました。AirtrainでHaward Beachまで行き、A-lineに乗り換えて、Broadway JuctionでL-lineにまた乗り換えるという経路です。何しろ、安い。Airtrainが5$、地下鉄が2$50cでマンハッタンまで行けます。時間的には、1時間半見ておけばオーケーというところでしょうか?
最初だったので、メトロカードの買い方がわからなかったり、Airtrainが無人運転なのに驚いたりしましたが、面白い体験でした。
どうしても乗換の時に階段の上り下りが出てくるので、大きな荷物を持った女性だときついかもしれません。また、ラッシュアワー時の使用は難しいと思います。
そこがクリアできれば、最高のマンハッタンへの移動方法だと思います。

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