2019年6月26日水曜日

Newyork2019 Vol.23「Chicago」

2019年6月24日 20時開演 Ambassador Theatre
Misoppa氏のThe Chronicle of Broadway and meブログによれば、City Centerのアンコール・シリーズでリバイバル上演されたのが、1996年。翌年からブロードウェイでの上演が始まり、今年で22年。多分、現在上演されているミュージカルの中では、最長ロングラン記録ではないだろうか。次はライオン・キングあたりだろうか。
現在のロキシー・ハートはデシ・オークレー、ベルマ・ケリーはアムラ・フェイ・ライトで、いったい何代目になるのだろうか。
さて、そのロングラン公演のはての舞台のできはというと、やはりそれなりとしかいいようがない。舞台には、脚本のできとか演出の斬新さとか役者の演技のうまさだけではなく、「今」という熱狂のようなものが、出演者だけでなく観客に必要なのだと思います。その「今」をその場にいあわせた全員が共有できることが、よい舞台と言える鍵なのです。長年やってきて「お仕事」とかしている演技と、「名物」を見に来る観客の間でそれを共有することは難しいです。
7月1日から14日までは、米倉涼子がロキシー・ハート役で3度目のブロード挑戦だそうです。がんばっていただきたいものです。

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