2014年7月4日 14時開演 参宮橋トランスミッション
作・演出:江崎穣
出演:三瓶大介、竹岡真悟、帖佐寛徳、澤唯、津波恵、牛水里美、大室光来、為平康規、江崎穣
見た芝居はあまり面白くなかったけれど、チラシだけは毎回面白い「あひるなんちゃら」のチラシで、おすすめされていたので見にいきました。
見てびっくり、あまりの斬新さというか、自由さというか、やりたい放題さ加減にはもう笑うしかありませんでした。まず第一に、BGMやSEが舞台奥に設置されたDJセットから流されるのですが、オペレートするのは役者で、役の中でオペしたり、役と関係なくオペしたりなんの説明のなくオペしていて、唖然とします。転換も明転のなか、手の空いている役者が堂々と出てきて転換する自由さでした。
考えてみれば、大衆演劇ではよくあることかもしれませんが、大衆演劇の場合は、「人手が足りなくてやむをえずやっています。」という恥じらいが感じられるのですが、それも一切ありません。
「細かいことはいいんだよ。俺は俺の言いたいことを言うだけだ。」という姿勢は一貫していて清々しくさえありますが、15年もやってきてこれはいかがなものでしょうか?いっそ、死ぬまでこの姿勢を貫いてもらいたいもの
です。
2014年7月7日月曜日
ハイバイ「おとこたち」
2014年7月3日 19時30分開演 東京芸術劇場シアターイースト
作・演出:岩井秀人
出演:菅原永二、平原テツ、岡部たかし、用松亮、安藤聖、永井若葉、岩井秀人
2年ぶりのハイバイの新作、「ある女」と同じ系列に連なる、男たちの人生の話でした。仲のよい4人組の男たちの人生が会話やト書きまでも読んでしまうテンポよいスピードで気持ちよく語られていきます。計画通り人生を進めて、それ故、闇を抱えてしまう者や、手軽な成功に溺れて自滅してしまう者など、様々な人生が繰り広げられていきますが、最後は一人ずつ別々にフェードアウトしていきます。今まで芝居で語られることがなかった普通の男の人生が、語られたことだけでも十分意義深いことだと思いますが、その上、面白いのだから言うことはありません。
ラストのヘルパーに介助されながら階段を降りていくシーンは、人間の死に方そのものに思えtw、感傷的にさえなりました。
作・演出:岩井秀人
出演:菅原永二、平原テツ、岡部たかし、用松亮、安藤聖、永井若葉、岩井秀人
2年ぶりのハイバイの新作、「ある女」と同じ系列に連なる、男たちの人生の話でした。仲のよい4人組の男たちの人生が会話やト書きまでも読んでしまうテンポよいスピードで気持ちよく語られていきます。計画通り人生を進めて、それ故、闇を抱えてしまう者や、手軽な成功に溺れて自滅してしまう者など、様々な人生が繰り広げられていきますが、最後は一人ずつ別々にフェードアウトしていきます。今まで芝居で語られることがなかった普通の男の人生が、語られたことだけでも十分意義深いことだと思いますが、その上、面白いのだから言うことはありません。
ラストのヘルパーに介助されながら階段を降りていくシーンは、人間の死に方そのものに思えtw、感傷的にさえなりました。
シンクロ少女「許されざる者」
2014年7月2日 19時30分開演 五反田アトリエヘリコプター
作・演出:名嘉友美
出演:泉政宏、中田麦平、名嘉友美、田中のりこ、菊川朝子
前回見たのが三鷹市芸術文化センター星のホールで、成功していなかったとはいえしっかりセットを組んだ芝居をしたのに、今回はアトリエヘリコプターでどんな芝居をするのかという興味もあって、見にいきました。芝居の内容自体は全くといっていいほど変わっていなくて、ぶれていないと言うことはよくわかりましたが、だからといって面白いかというと、それは別の問題で、私にとっては少しも面白くありませんでした。
名嘉友美は、セックスという切り口から人間関係を見ていくのが好きなようで、よくセックスの話が出てきますが、あくまでも切り口の1つであって、セクシャルな感覚やムードには興味がないようです。それが普通にスケベな私としては、とても残念なところです。
作・演出:名嘉友美
出演:泉政宏、中田麦平、名嘉友美、田中のりこ、菊川朝子
前回見たのが三鷹市芸術文化センター星のホールで、成功していなかったとはいえしっかりセットを組んだ芝居をしたのに、今回はアトリエヘリコプターでどんな芝居をするのかという興味もあって、見にいきました。芝居の内容自体は全くといっていいほど変わっていなくて、ぶれていないと言うことはよくわかりましたが、だからといって面白いかというと、それは別の問題で、私にとっては少しも面白くありませんでした。
名嘉友美は、セックスという切り口から人間関係を見ていくのが好きなようで、よくセックスの話が出てきますが、あくまでも切り口の1つであって、セクシャルな感覚やムードには興味がないようです。それが普通にスケベな私としては、とても残念なところです。
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