作・演出:高井浩子
出演:内田淳子、広中麻紀、ザンヨウコ、黒岩三佳、宮下今日子、高山玲子
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そんな外れの少ないシアタートラムでの今回の観劇は、中当たりといったところでしょうか。町のゴミ集積場を中心に、なにげない日常生活を送る人々のところに行方不明の姉を探しに来た一人の女性の訪問から、さまざまな感情が表れていきます。それはけしておどろおどろしくなく静かに見えてくるだけなのですが、現代人の複雑さを十分示しているといえます。少し気になったのは、登場人物の性格の誇張がオーバー気味で鼻につくところと、登場人物による転換時のダンスというか、動きが照明の点滅の中で行われることです。転換をダンスにすること自体は問題ないのですが、それを照明点滅の中でやられると、ごまかそうとしているのか、恥ずかしいのかと、かえって気になります。