作・演出:ハセガワアユム
出演:小沢道成、斉藤マッチュ、青木智哉、古屋敷悠、佐々木ふみな、古市海見子、小園茉奈、鳴海由莉、真島一歌、久保亜津子、森久憲生、岡山誠、山崎カズユキ、宮田智香、菅山望、大塚尚吾、ししどともこ、友松栄、佐野功、成川智也、小野塚老
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「不登校生にお守りとして銃をくばり、配られた男女の心の変化を描く」というテーマがどうのこうのという前に、何しろ役者の演技が酷い。それは役者が悪いとというよりも、演出が悪いと思います。小劇場なのに、大劇場のように芝居させてどうするつもりなのかという問題だと思います。ある程度完成された役者が出演する大劇場なら、演出が役者の演技の質にまでだめ出しするすることが難しいことはわかりますが、より濃密な関係性が求められる小劇場で、しかも未熟な若い役者に好き勝手に芝居させてどうするつもりなのかという問題です。役者は真面目に芝居しているのでしょうが、小劇場ならではの空間を作るのは演出の仕事だと思います。この芝居はそれに見事に失敗しています。