2017年9月26日火曜日

コノエノ!と7%竹「スタディー・イン・ニュージーランド」

2017年9月25日 19時開演 下北沢シアター711
作・演出:木乃江祐希
演出協力:須貝英
幕間担当:武藤心平
出演:小園茉奈、木乃江祐希、武藤心平、吉田電話、吉田英成、福田高徳、宮本愛美、青木絵璃、常住真菜 / YAFUMI、長田奈麻、ブルー&スカイ ほか

2017年9月15日金曜日

オーディオ熱再発 2017年も衝動買いは止まらない Vol.6 PS Audio New Wave DSD

2017年9月15日
購入したのは、1ヶ月以上前の8月の初旬でした。それまで使っていたCambridge AudioのDAC Magic Plusにさしたる不満もなかったのですが、そろそろ上流の機器も検討する時かなと、明確な目的もなく買ってしまいました。
取り替えた当初は大きな変化もなく、少し音が固いかなと言う感じでしたが、電源を24時間入れっぱなしで、聞きこんでいくうちに印象が変わってきました。「音が固い」のではなく「音に芯がある」のだと言うことがわかってきました。一番顕著に変わったのが、Accphase Pro-30でした。それまで、「神経質なほど、あらゆる音を鳴らそう」して耳障りなほどだったのが、輪郭のくっきりした明確な音になり、印象が一変しました。処分することも考えていたのに、もっと様々な音楽をこれで聴いてみたいと思えるようになりました。
原因は、アップサンプリングにあると考えられます。Magic Plusは入ってきた音を強制的に384Khzにアップしてから、アナログ化します。New Wave DSDは、アップサンプリングせずに、そのままアナログ化します。その差だと思います。
CDをリッピングするときに、アップサンプリングしてリッピングすることも試したのですが、確かに音が細かくなり、角が取れた印象になります。その時は、データ容量を気にして(何しろ、2倍アップサンプリングすると、データ容量も正直に2倍になるので)44.1Khz/16bitでリッピングし、アップサンプリングはDACでする方針にしたのですが、ここでノンアップサンプリングの威力を再確認することになろうとは思いませんでした。
ただ、弊害もでてきてNew Wave DSD+UREI6300でPegasus PATEK GR15を鳴らすと、適当な後面解放の箱に入れてあるせいもあって、低域の特定の周波数が共鳴して持ち上がる現象があらわになってきました。これはちゃんとした箱を作ることを考えたいと思っています。

ロロ「BGM」

2017年9月15日 14時開演 下北沢ザ・スズナリ
脚本・演出:三浦直之
音楽:江本祐介
振付:北尾亘(Baobab)、中村蓉
出演:⻲島一徳、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本華(以上ロロ)
石原朋香、井上みなみ(青年団)、油井文寧、江本祐介
「いつ高」シリーズではないロロは久しぶりでした。
私にとってのロロの魅力は、「ナイーブさ」が心地よい気恥ずかしさとともに、素直に表現されているところでした。それが、決してあざとくもなく、無神経でもなく素直に共感できるかたちで舞台上に現れてくるところが最大の魅力でした。しかし、今回はそこにあざとさが無視できないかたちで加わったように感じられます。それはオリジナル楽曲です。カーステから流れてきても違和感のない曲という縛りを意識しすぎたせいか、あまりにもありきたりなJ-POPでしかなく、ナイーブと言うにはほど遠いものでした。それが気になって、最後まで芝居の中に浸ることが出来ませんでした。

2017年9月14日木曜日

Good Morning No. 5「豪雪」

2017年9月14日 19時開演 下北沢駅前劇場
作・演出:澤田育子
出演:藤田記子、澤田育子、野口かおる、千代田信一、瀬戸祐介、宮下今日子、鳥越裕貴、久保田南美、佐々木彩、野口裕樹、龍野りな、近藤由美子、高橋由美子、久ヶ沢徹、 市川しんぺー
映像出演:MINAKO(米米CLUB)
声の友情出演:小林顕作

2017年9月13日水曜日

風琴工房「アンネの日」

2017年9月12日 19時30分開演 三鷹市芸術文化センター星のホール
作・演出:詩森ろば
出演:林田麻里、伊藤弘子(流山児★事務所)、石村みか(てがみ座)、
ザンヨウコ、葛木 英(クロムモリブデン)、笹野鈴々音、
熊坂理恵子、ししどともこ

2017年9月12日火曜日

CATプロデュース「グローリアス Glorious」

2017年9月4日 14時開演 DDD AOYAMA CROSS THEATER
作:ピーター・キルター
演出:鈴木勝秀
出演:篠井英介、水田航生、彩吹真央
芝居の企画を考える者なら誰でも思いつきそうなものとして「音痴の歌手」、「リズム感のないダンサー」、「台詞が覚えられない役者」を主人公にするというのがあると思います。どれも面白そうですが、実際上演するとなるとそのハードルはかなり高そうです。
そのハードルを脚本、演出的にどのように越えようとしたのかという興味から見にいきました。
結果としては、「実話」であることを強調する、「色々ご意見はありましょうが、実際、熱狂的に受けちゃったんだからしょうがないでしょ。」という言い訳と篠井英介の柔らかい人柄で、やり過ごすという方法でした。
私的には、残念です。

FUKAIRRODUCE羽衣「瞬間光年」

2017年8月31日 19時30分開演 こまばアゴラ劇場
作・演出・音楽/糸井幸之介
 出演:深井順子、日髙啓介、キムユス、岡本陽介、浅川千絵(以上、FUKAIPRODUCE羽衣)
 幸田尚子、石川朝日、飯田一期
前にも書きましたが、この劇団は糸井幸之介の妄想がいかに広がり、スムーズに流れていくかどうかで面白さが決まります。今回は残念ながら、その妄想がぶち切れでつながらず、ジャンプも出来ずに地に落ちたままでした。それを埋めるために、いつも以上にふしぎな動きというかダンスのようなものが多用されていました。特に踊れるわけでもない深井順子の涙ぐましい努力が印象的でした。

ままごと「私の星」

2017年8月26日 14時開演 三鷹市芸術文化センター星のホール
作・演出:柴幸男
出演 <オーディションで選ばれた高校生>:池田衣穂、太田泉、須藤日奈子、関彩葉、田井文乃、土本燈子、成井憲ニ、日比楽那、札内萌花、松尾潤

KAATキッズ・プログラム2107「不思議の国のアリス」

2107年8月1日 14時開演 神奈川芸術劇場中スタジオ
原作:ルイス・キャロル
演出・振付・出演:森山開次
出演:森山開次、辻本知彦、島地保武、下司尚実、引間文佳、まりあ
アリスでも何でもない少女を、一癖も二癖もある5人の大人が手練手管を駆使してアリスにしていく物語。


ハイバイ「もよおす」

2017年7月31日 19時開演 神奈川芸術劇場大スタジオ
作・演出:岩井秀人
出演:岩井秀人、 上田 遥、 川面千晶、 永井若葉、 平原テツ、 黒田大輔、 田村健太郎、伊東沙保、 岩瀬 亮、 後藤剛範、 池田 亮、 藤谷理子、 遊屋慎太郎、 梅里アーツ

風琴工房「PENALTY KILLING remix ver.」

2017年7月18日 19時開演 三軒茶屋シアタートラム
作・演出:詩森ろば
出演:粟野史浩 板倉武志 碓井将大 岡野康弘 岡本篤 五島三四郎 
酒巻誉洋 佐野功 杉木隆幸 高木健 田島亮 筒井俊作 
照井健仁 三原一太 森下亮
五十嵐結也、一条恭輔、大脇史門、酒井大輝、J.U.N.
初演のスズナリに比べて各自のモノローグに余裕が見られ、台詞の言い回しにも工夫があり、より内容が伝わってきた。舞台が広くなったためか、全体のスピード感はやや薄れ、迫力は減ってしまった。最後の試合の場面は相手役のファルコンズのがんばりで、モノローグとのメリハリがつき、もたれることはなかった。
ファルコンズかっこいい!

梅棒「ピカイチ」

2017年6月30日 19時開演 六本木ブルーシアター
作・総合演出:伊藤今人
振付・監修:梅棒
出演:伊藤今人、飯野高拓、鶴野輝一、遠山晶司、遠藤誠、塩野拓矢、櫻井竜彦、樽木和也、天野一輝、野田裕貴(以上、梅棒)
千葉凉平、吉川友、YOU、MOMOCA、後藤建流、パイレーツオブマチョビアン、KENZO MASUDA、SUZUYAKA、一色洋平、魚地奈緖

Fukai Produce 羽衣「愛死に」

2017年6月12日 19時開演 東京芸術劇場シアターイースト
作・演出・音楽:糸井幸之介
出演:深井順子 鯉和鮎美 高橋義和 澤田慎司 キムユス 新部聖子 岡本陽介 
浅川千絵 平井寛人 
(以上、FUKAIPRODUCE羽衣)
伊藤昌子 野上絹代(FAIFAI/三月企画) 山森大輔(文学座) 荒木知佳
日髙啓介(FUKAIPRODUCE羽衣)
19時30分開演と勘違いしたので、オープニングを見逃しました。Fukai Produce 羽衣の芝居は何本も見てきました。
Fukai Produce 羽衣の芝居は基本的に作・演出の糸井幸之介のイメージや妄想、主張を、複数の役者が手を変え品をかえて表現しているだけです。そのイメージがうまく展開して広がっていくと面白くなるし、ストーリーに制限されるなどして広がらないとあまり面白くない結果となります。
今回は再演と言うこともありうまくいった方だと思います。