2018年8月22日 19時30分開演 下北沢ザ・スズナリ
作・演出:塩田泰造
出演:池田稔(Wキャスト)、 中神一保(Wキャスト)、 並木秀介、 宮原奨伍 、 岩田有弘 、 辻久三、 佐藤大介 、 宮寺貴也、 浅田光 、 清水佐紀 、 江田恵(ソラカメ)、 石井杏奈(演劇女子部) 、 松田かほり、 和泉宗兵
作・演出の塩田泰造の骨折事故により、約1年前に上演した作品を再演することにしたようです。再演にあたり、演出家によるチェックはほとんどできなかったようで、前半は新しく付け加えたのであろうギャグが浮きまくって、耳障りでした。ギャグが身を潜めた後半は、ストーリーの展開に身をゆだねることができましたが、ご都合主義な設定、STAP細胞事件を思わせる女性科学者が陰のオーナーである小学校を改造した宿泊施設や、他人の腸内フローラを飲むとその人の性格になるなどを押し流していくほどの熱量はなく、なんだか適当なエンディングだなあという感想だけが残ります。
やはり、演出の必要性は高いです。
(この文章は、同じく演出家不在の公演をおこなった劇団ヤリナゲの公演を見て追加しました。)
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