2014年5月15日木曜日

財団江本純子「じんせい2ねんせい」

2014年5月13日 19時30分開演 下北沢小劇場B1
作・演出:江本純子
出演:佐久間麻由、羽鳥名美子、藻田留理子、鄭亜美、加藤啓、江本純子
2回目の財団江本純子の観劇でした。毛皮族の公演に比べてとんがったところがなく、その分喜楽に見られました。とんがった表現はそれが自分の感性にうまく突き刺さると、その衝撃もひとしおですが、外れた場合「なにやってるんだか。」となってしまいます。前回の毛皮族「ヤバレー、虫の息だぜ」の外れ感は相当なものでした。
主人公のさちこは、30才で自殺したが、なぜか妹の子供として生まれ変わり、何となくその自覚があるという設定で、2回目の人生を生きていく女性です。これがなかなかかわいらしく、生き生きと演じていて好感が持てました。周りの女性陣も結構極端な性格設定でおもしろおかしく好演でした。
はつらつとした女性陣の中で、狂言回し的な役割の江本純子だけが、どんよりした印象だったのが気になります。

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