手持ちのDACをミキサーに各々立ち上げて聞き比べをする計画は、あまりに無駄にお金がかかるので一時中止しました。それよりもスピーカーを置いている部屋の寒さに耐えきれず、家で一番暖かいダイニングに小さいスピーカーを置いて見ることにしました。最初は仕事部屋に置いてあって、あまり鳴らしていないFE-103のバックロードフォーンを食卓の向こう側に置くと、スピーカー部分が丁度テーブルの上に出ていい感じです。
アンプはToppingのデ
ジタルアンプ TP-60、DACはCambridge AudioのDac Magic Plusです。
目の前にあると10cmの口径でも結構迫力もあって楽しかったのですが、このバックロードフォーン奥行きが40cmもあって、通り抜けに邪魔なことこの上もありません。
そこで丁度ヤフオクに出ていたTDKのタイムドメインスピーカーTD508をポチッとしてしまいました。このスピーカーは口径わずか8cmのフルレンジですが、そこそこの音が出ます。明確な音で鳴ってくれるので、AV用に向いているかもしれません。
しばらく聴いていると、やはり低域が足りないコトが気になり出しました。
そこでサブウーファーを追加してみました
FostexのPM-Submini2です。これは私にしては珍しく、新品をアマゾンで購入しました。
食卓の上にTD508と並べて置いてみると、結構低音が増強されていい感じです。しかし、低域のバランスが結構難しいです。古い録音のアコースティックなジャズはあげ気味にすると、ベースだけでなく、スネアやシンバルの音なども厚みが増して気持ちよいのですが、その音量で新しい録音のR&Bを聴くとベースがぶんぶんいって、気持ち悪いです。
結局、サブウーファーがなっているかいないかわからないくらいの音量で落ち着きました。
PM-Submini2は、ローパスフィルターの性能が悪くて結構上の音までもれます。
シンバルの音が厚く聞こえるのも、そのせいだと思います。
聞き進むにつれて目の前で鳴っているのがうるさく感じるようになりました。最終的には2mほど離れた棚の上に設置しました。PM-Submini2はRCAレベルの入力端子しかないので、このような設置をするとRCAケーブルを長くていってこいにするしかないので、向いていませんがやむを得ません。
これで一日中、暖かい台所で好きな音楽を聴いていられます。
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