2012年4月18日水曜日

柿食う客 女体シェイクスピア「絶頂マクベス」

2012年4月17日19時30分開演 吉祥寺シアター
原作:W.シェイクスピア 脚色・演出:中屋敷法仁
出演:深谷由梨香、内田亜希子、荻野友里、我妻三輪子、葛木英、佃井皆実、小野ゆり子、斎藤淳子、藤沢玲花、葉丸あすか、渡邊安理、岡田あがさ、七味まゆ味、新良エツ子、きたまり
初めての柿食う客観劇。女優だけのシェイクスピア。休憩なしの90分バージョンなので、多くの場面が、役者の一人台詞で語られる。メリハリのきいた台詞回しと、細かいポージングの切替は、宝塚を思わせるものがありました。この記事を書くに当たり、ネットで柿食う客を検索していたら、中屋敷法仁さんのインタービューがあり、その中でも、台詞回しとポージングについて言及がありましたから、中屋敷さんの演出方法なのかもしれません。
女優はみんなかわいくて、好感が持てるのですが、演出の中で踊っているだけのような気がします。一人でも、その枠から飛び出してくるような人がいれば、さらにおもしろくなったような気がします。
次回は、男優も交えた芝居がみてみたいです。
是非、次回作も見に行きます。

追記(2012/4/21)
その後、Ustermで、すべての配役を入れ替えた乱痴気公演を見ました。といっても、気づくのが遅くて、ラストの30分だけでしたが。
確かマクベスをやったのは。七味まゆ味さんだったと思いますが、本公演の深谷由梨香さんにルックスでは負けていましたが、マクベスの狂気という点では優れていました。
全体のバランスでは本公演、マクベスに関しては乱痴気公演のほうが上という感じでした。

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