2015年8月9日 15時開演 三鷹市芸術文化センター星のホール
作・演出:土田英生
出演:村岡希実、竹井亮介、尾方宣久、渡辺啓太、高橋明日香、もたい陽子、七味まゆ味、土田祐太、大村わたる、石丸奈菜美、本多力、土田英生
土田英生セレクションというのは、過去の土田英生の脚本を彼の望む配役で再演出するというシリーズで、「算段兄弟」で3回目だそうです。
脚本は、「しらふな顔でしれっとシュールなことを言い放つ。」という土田の特色がよくでた面白い物でしたし、役者もそれなりに適材適所でうまい人がそろっていました。全体の印象としては中の中という感じで、過剰な物が見たいという私の最近の気持ちからすると、あまり面白いとは言えない物でした。
一番気になったのは、男優陣がデフォルメされた極端な性格を演じていたのに比べ、女優陣はおしなべてノーマルな性格を演じていたのが気になりました。
ラストで女性だけが死んだ父親の家に集まって、いわゆる女子会を開くという設定から逆算されたものだとは思いますが、そこに行くまでは、結構違和感がありました。
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