2017年9月15日金曜日

オーディオ熱再発 2017年も衝動買いは止まらない Vol.6 PS Audio New Wave DSD

2017年9月15日
購入したのは、1ヶ月以上前の8月の初旬でした。それまで使っていたCambridge AudioのDAC Magic Plusにさしたる不満もなかったのですが、そろそろ上流の機器も検討する時かなと、明確な目的もなく買ってしまいました。
取り替えた当初は大きな変化もなく、少し音が固いかなと言う感じでしたが、電源を24時間入れっぱなしで、聞きこんでいくうちに印象が変わってきました。「音が固い」のではなく「音に芯がある」のだと言うことがわかってきました。一番顕著に変わったのが、Accphase Pro-30でした。それまで、「神経質なほど、あらゆる音を鳴らそう」して耳障りなほどだったのが、輪郭のくっきりした明確な音になり、印象が一変しました。処分することも考えていたのに、もっと様々な音楽をこれで聴いてみたいと思えるようになりました。
原因は、アップサンプリングにあると考えられます。Magic Plusは入ってきた音を強制的に384Khzにアップしてから、アナログ化します。New Wave DSDは、アップサンプリングせずに、そのままアナログ化します。その差だと思います。
CDをリッピングするときに、アップサンプリングしてリッピングすることも試したのですが、確かに音が細かくなり、角が取れた印象になります。その時は、データ容量を気にして(何しろ、2倍アップサンプリングすると、データ容量も正直に2倍になるので)44.1Khz/16bitでリッピングし、アップサンプリングはDACでする方針にしたのですが、ここでノンアップサンプリングの威力を再確認することになろうとは思いませんでした。
ただ、弊害もでてきてNew Wave DSD+UREI6300でPegasus PATEK GR15を鳴らすと、適当な後面解放の箱に入れてあるせいもあって、低域の特定の周波数が共鳴して持ち上がる現象があらわになってきました。これはちゃんとした箱を作ることを考えたいと思っています。

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