2012年9月4日 14時30分開演 王子小劇場
作:大塩哲史
演出:登米裕一(キリンバズウカ)
出演:八木橋達郎、中田麦平、鶴巻公江、渡辺樹里、鴨下亨、田渕彰展、井ノ本慎平、緒方晋、峰仁志、中村靖、宗像志保、高橋悠、阿久津紀夫、岡本篤、瀬古俊樹、森田祐志、薦田二郎、村上誠基
笑いの内閣と同じように、私の嫌いな政治的な問題をテーマとしてディスカッションするような演劇。
どうして新聞やテレビWEB上で書かれているような討論を、舞台で聞かなくてはいけないのか、それがまず理解できません。ストーリーは、「道州制を周知するためのフェスティバルのの内容を決めるため、各地から選ばれた委員が、イベント運営会社のコントロールや、反対派の意見にも惑わされず、福島を救うためにみんなで考えようとする。」といったものなのですが、政治的な意見はどれももっともらしいだけに、その主張だけが耳に入ってきてうるさいだけです。役者の力量がかなりないと街頭演説と変わりないものにしか聞こえません。主張だけが飛び交って、なんのイメージも膨らまない寂しい舞台でした。
北京蝶々は、二度と見ないと思います。
この芝居を含めて、連続3本外れを引いてしまいました。前評判や、劇評などは当てにしないで自分の勘だけで、予約を入れる。芝居は自分で見るまでわからない。と、信じてきましたが、少し弱気になってきました。
次の劇団に期待です。
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