2013年3月15日 19時30分開演 神楽坂フラスコ
作・演出 : 鳥山フキ
出演:北村恵、浅川千恵、石井舞、加藤真砂美、佐藤祐香、名児耶ゆり
以前、鳥山フキの個人企画の公演を見に行ったところ、独特の不思議な感覚があることはわかるものの、それのどこが面白いのか全く理解できず、本体のワワフラフラミンゴの公演を見てみようと考えていたことを実行しました。
神楽坂の表通りを一歩はいったところにある、小さなギャラリーが会場でした。私には慣れ親しんだ、劇場という「何かを見せてやる。」という雰囲気に満ちた場所とは違い、何かが始まるという感じの全くしない静かな時間が流れているだけというギャラリーを、会場に選ぶ理由は何なのでしょうか?
会場費が安い。
観客と出演者の距離が異常に近い。
そんなところでしょうか?もっと、何か深い理由があるような気もします。
芝居は、やはり、フワフワ、フニャフニャした不思議な感覚に包まれた日常会話と、同じ感覚のままでの吸血鬼との会話で構成されていました。どなたかがチラシの裏の推薦文で、「女の子の秘密の会話を覗き見ているようないけない感覚」というようなことを書いていましたが、私とっては、目前で赤裸々に繰り広げられる不思議な会話という感じでした。
私が男性だからか、年寄りだからか、理由は今ひとつわかりませんが、面白いとは思えませんでした。あの感覚に共感できる人には、面白いのかもしれませんが、私はダメでした。
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