2018年11月2日金曜日

SPAC「授業」

2018年11月1日 13時30分開演 静岡芸術劇場
作: ウジェーヌ・イヨネスコ
翻訳: 安堂信也、木村光一
演出: 西 悟志
共同演出: 菊川朝子
出演:貴島 豪、野口俊丞、布施安寿香、渡辺敬彦
池田有希子とチョウソンハの二人でやった「マクベス」で非常に面白い演出をした西悟志が演出するということを知り、急遽静岡まで見にいきました。
不条理劇の傑作とされるこの芝居は、個人授業を受けに来た女生徒を教授が怒り心頭に発してメタメタにするという話ですが、西はまず教授を性格別に3人の役者に振り分けて演じさせることで、ただひたすらに罵倒されるサンドバックのようだった女生徒にしっかりした人格を与え、主体的な人間にしました。また、女中の役を舞台監督にすることにより、教授の振る舞いを客観的に見る視点を導入しました。
これにより、「授業」は新しい芝居に生まれ変わったと言えるでしょう。

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