2012年12月3日 19時30分開演 新宿眼科画廊地下
作・演出:鳥山フキ
出演 : 北村恵、菅谷和美、南綾希子、黒木絵美花、松木美路子、狗丸トモヒロ、渡邊とかげ、
公演チラシの裏に、最近気になる演出家の一人であるノゾエ征爾が推薦文を書いていたので、見てみる気になりました。推薦文で知った「鳥山フキは、ノゾエ征爾と大学の劇研で同期だった」ということ以外何も知りませんでした。
公演を見終わった今も、実は、ワワフラミンゴという劇団を主宰している。今回は、劇団とは別の鳥山フキ個人の企画公演である。ということが追加の知識として加わったくらいです。
ストーリーは、二人の女の子はなぜか殺し屋で、今度、スペインに行って誰かを殺すように依頼を受けます。資料や、地図、室内の見取り図などを検討すると、かなり手強そうなので、同じアパートに住む住民の中から、助手を選ぶために面接をする。というようなものだと思うのですが、ストーリーは全然重要ではないのかもしれません。それより、あげたあめ玉を手から離すまいとする気持ちとか、水草の培養を趣味とする男とのデートの話とか、少し不思議でシュールな感覚の方が重要なのかもしれません。
残念ながら、私は結構ハードで長く続いた現場が終わった次の日で、体力も、集中力もない状態で見てしまったので、舞台に集中できず、(なにしろ、全く声を張り上げることもなく、ほとんど座ったままで話すので動きもほとんどないので集中するのも難しい)約70分の短い芝居にもかかわらず、何度も寝てしまいました。
できれば、このようなタイプの芝居は、疲れていなくて優しい気持ちにあふれているときに見たいと思います。環境も、昼日中の自然光にあふれた場所で、静かに始まり、いつの間にか終わっていると最高だと思います。
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