2013年10月19日 19時30分開演 トーキョーワンダーサイト渋谷
作・演出:北川陽子
出演:野上絹代、山崎皓司、加藤和也
最近感じていることなのですが、年のせいか私が男性だからなのか若い女性の脚本家、演出家の作る芝居に理解や、共感できなくなっているようです。シンクロ少女の時にも感じたのですが、テーマを日常的な事柄に落とし込む、その回路がよく見えなくて化けた印象しか残らない感じなのです。もともとたいしたことのない私の感性が、ますます鈍くなっていると言うことなのでしょう。
21世紀になって未来への夢が見にくくなっている現代で、未来を夢見るとはどういうことなのか。iPhoneや、お腹の中の子供に未来の夢を見ざるを得ない、少しせつないお話しでした。
当日パンフレットに出演者、演出家のインタビューをまとめた小冊子がついてきて、それを読むと制作過程、この芝居のテーマなどがよくわかるのですが、あとから読んで芝居がわかるというのはどうなんでしょうか?
抽象画を解説してもらってわかった気になるみたいで、いまひとつ納得できませんでした。
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