2015年4月18日土曜日

極東退屈道場「タイムズ」

2015年4月17日 19時30分開演 座・高円寺
作:林真一郎
演出・美術:佐藤信
振付:原和代
出演:猿渡美穂、小笠原聡、あらいあら、石橋和也、後藤七重、船戸香里、井尻智絵、中元志保
いつもスケジュールが合わず見に行けない劇団のひとつであった極東退屈道場をやっと見にいきました。第20回OMS戯曲賞の特別賞を受賞した作品らしいです。OMS戯曲賞自体よく知りませんが、大阪の戯曲賞で、この作品の稽古も大阪で行われた模様です。
コインパーキングに来る人のモノローグを間に挟みながら、フェイクガールズという4人娘の時空を超えた旅の話です。ほとんど道具を使わずに体だけで表現されていくのですが、変にストイックにならず、その点は好感が持てました。途中、国性爺合戦がでてきて妙に知的レベルの高い芝居でした。何を言いたいのかは全くわかりませんが、戯曲と役者の演技には好感が持てました。
しかし、佐藤信の演出を見るといつも思うのですが、「俺は全てわかっている。それを理路整然と展開してやるから、心してみろ。」といわれているようで
、凡人の私には違和感しか感じらません。

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