2015年4月18日土曜日

Monophonic Orchestra「さよなら、三上くん」望郷編

2015年4月15日 19時30分開演 千歳船橋APOCシアター
作・演出:須貝英
出演:大石憲、葛堂里奈、今泉舞、森崎健吾、今井端、伊藤安那、中田麦平、渡邊とかげ
全く知識のないまま、劇団名のかっこよさに惹かれて見にいきました。後で調べたところ、主宰の須貝英は元箱庭円舞曲のメンバーでした。30 Years Godo Projectの「ゴドーを待ちながら」に役者として出ていました。全く印象に残っていません。
芝居は別の劇団に書いたものの再演だそうですが、今回はその当時の話とその6年後の同じ高校の話という2バージョンになり、私が見たのは6年後の話という「望郷編」でした。
6年前に中止となった文化祭を復活させようとする元生徒会長と4人の生徒、顧問の先生で話が始まり、芝居が進んでいくにつれ文化祭が中止となった理由が明らかになっていくというストーリーですが、その中止の原因の一端をになった生徒が今その高校に教師として在籍しているという設定に無理を感じます。一応、教育委員会やPTAまで巻き込んだ騒動となった訳ですから、学校側もその教師自身も赴任してくることに抵抗があるのが普通だと思います。
その6年前の騒ぎを起こす動機になったのは好きだった三上という生徒の退学らしいのですが、ラストでその三上が現れたことを暗示して終わるのですが、それも唐突で納得がいきません。なにか、あまりできのよくないテレビドラマを見ているようでした。

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