2012年1月8日日曜日

iCalとGoogleカレンダーの同期

iCloudを使わないで、データの同期、バックアップを実現する方法に年末年始をかけて挑戦した。備忘録代わりに、ここにメモしておく。

MacなどのOS状況
Mac OSX 10.6.8
iTunes 10.5.2
iPhone4 iOS 5.0.1

iCalGoogleカレンダーの同期

ここでは、iCalに複数のカレンダーが存在する場合の方法を記す。
私の場合、「プライベート」、「仕事」、「海外旅行」と三つのカレンダーをiCalで使用していたので、それをそのまま、Googleカレンダーでも反映させたい。

1. MaciCalのバックアップをとる。
iCalの「メニューバー」→「ファイル」→「書き出す」→「iCalアーカイブ」を選択。デスクトップなどにバックアップをとる。

2. Googleのアカウントを作る。
Webブラウザーで、Googleのホームページ (http://www.google.co.jp/)にいく。

右上の「ログイン」をクリック。

現れたページの右上「新しいGoogleアカウントを作成」をクリック。
必要項目を記入して、アカウントを作る。(無料)

3. Googleカレンダーのインポート用データを作る。
サブメニューから書き出したいカレンダーを選択し、iCalの「メニューバー」→「ファイル」→「書き出す」→「書き出す」を選択。
デスクトップなどにインポート用データを作る。
これをカレンダー分繰り返す。

4. . Googleカレンダーにデータをインポートする。
Webブラウザーで、Googleのホームページ(http://www.google.co.jp/) にいき、ログイン。

画面上部の「もっと見る」から、「カレンダー」を選択。

左欄のサブメニュー、「マイカレンダー」の「下向き矢印」から、「新しいカレンダーを作成する」を選択。

名前をつけて、「カレンダーを作成」ボタンをクリック。

自動的にカレンダーに戻るので、「マイカレンダー」に新しい名前が増えていることを確認。

これをカレンダー分繰り返す。
(カレンダーの名前は、iCalと似たものにすると、混乱がない。例えば、G-ホームなど。)

再度、マイカレンダー」の「下向き矢印」から、「設定」を選択。

ページの中程に、「カレンダーをインポート」があるので、それをクリック。

現れたウインドウ内で、四角枠右横の「選択」ボタンをクリックし、書き出したインポート用データを選択。下部の「カレンダー」の右側のボタンから、対応するカレンダー名を選択し、「インポート」ボタンをクリック。

しばらくすると、「無事、終了しました。」という表示が出るので、右下の「閉じる」ボタンをクリック。

これを必要なカレンダー分繰り返す。

5. iCalGoogleカレンダーの同期設定
iCalを終了しておく。
Calaboration」(http://download.cnet.com/Calaboration/3000-2124_4-10905285.html)を、ダウンロードして、解凍。

Calaboration」をたちあげると、Googleアカウントを聞いてくるので、入力して「Sign In」ボタンをクリック。

現れたウインドウで、同期が必要なGoogleカレンダーにチェックを入れ、右下の「Add to iCal」をクリックすると、自動的にiCalに同期するカレンダーを追加する。

次に、Googleのアドレスブックを追加するか聞いてくるので、「Don’t Add」をクリック。
最後に、「Open iCal」をクリックして、iCalを立ち上げる。

6. iCalのカレンダー変更
iCalを立ち上げると左のサブメニューに、同期したGoogleのカレンダーが増えている。今までのiCal内のカレンダーのチェックを外し、Googleのカレンダーにチェックを入れれば、同期したスケジュールのみが見える。

7. iCalへの新規入力
Googleカレンダーと同期後新規入力する場合には、「新規イベント」を作る前に、左側のサブメニューで該当するGoogleのカレンダーが選択されていることを確認してから、「新規イベント」を作成する。Google以外のカレンダーにイベントを作成すると、該当するカレンダーに自動的にチェックが入り表示されるが、Googleには同期されない。間違って作成した場合には、イベントの入力吹き出しウインドウの「カレンダー」から変更できる。

現状の問題点
Googleカレンダーにインポートしたデータの時間帯が世界標準時になっている。
対処法(1)
iCalの「メニューバー」から、「iCal」→「環境設定」→「詳細」→「時間帯のサポートを有効にする」のチェックを外す。
対処法(2)
「時間帯のサポートを有効にする」はチェックしたままでも、実用上は、問題ない。


注意事項
iCalの「アカウント」で、「カレンダーの更新」を「1分ごと」にしておくと、エラーの原因となるらしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿