2012年6月21日木曜日

ネオゼネレイタープロジェクト2012「THE ICEBREAKER」

2012年6月20日 19時30分開演 下北沢「劇」小劇場
作・演出:大西一郎
出演:石丸だいこ、井上英行、猪股敏明、今井勝法、碓井将仁、木村健三、小林麻子、中山朋文、畑中葉子、保倉大朔、森口美樹、依田朋子
どうも自ら「B級」と名のる芝居とは、相性が悪いような気がする。「あひるなんちゃら」とか「コーヒーカップオーケストラ」と同じように、私には楽しめない芝居だった。
私の中では、「普通の芝居」である。特にうまいわけでもない演技と、普通な演出。私が見たいのは、荒削りかもしれないがそこにしかない個性、発想、情熱なのだと思う。
「普通の芝居」と書いてみたが、「普通の芝居」=「新劇」というイメージが私の中にはあるようだ。しかし、彼らの芝居は「新劇」ではないだろう。
正確には、私の中の「平均点以下の芝居」ということだ。「平均点以下」とは何かと言えば、要するに「おもしろくなかった」と言うことだ。
「B級SFホラー」と称しているが、最後に神様が出てきてオチをつける話は、SFではなくてファンタジーだと思う。
次回公演は、見ないと思う。

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