作・演出 : 前田司郎
出演:満島ひかり、伊藤歩、福田麻由子、菊池亜希子、大山雄史、能島瑞穂、黒田大輔、志賀廣太郎
前田司郎の芝居は五反田団の公演を2本ほど見て、これはどれを見てもみんな同じだと感じて、あまり触手が動かなかったのですが、「100万回生きた猫」で好演した満島ひかりが主演ということで、円形劇場に足を運びました。
病気がちの三女三樹(満島ひかり)を中心に、四姉妹の交流がさりげない日常の会話を通して静かに描かれて行きます。単に仲の良いだけでない、死をみじかに感じて相手を思いやる気持ちからかえってギクシャクする関係が、リアリティを持って心に迫ってきました。
この芝居が成功した主な要因は、キャスティングにあると思います。一見、バランスの悪そうな四姉妹の役者が微妙な距離感を、見事に表していました。
この芝居が成功した主な要因は、キャスティングにあると思います。一見、バランスの悪そうな四姉妹の役者が微妙な距離感を、見事に表していました。
五反田団とは全く違う演出で、前田司郎の才能を再認識しました。
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