原作 : H・イプセン
構成・台本・演出 : 船岩祐太
出演 :稲葉能敬、小山あずさ、岸田研二、田中壮太郎、小瀧万梨子、如月萌、杉森裕樹

主役のヘッダを演じる女優は、背も高く、太っていると言うよりもがっしりした体型で厚みもある立派な体格の持ち主でした。それが、ニーハイのハイヒールブーツを履いて、ミニ丈の黒のピーコートを着ているのですから、SMの女王様かと勘違いしてしまいそうです。周りを取り巻く新婚の夫や、昔の恋人は学者で、近代を表していると思われますが、みんな、背が低く、がりがりに痩せていて見るからに頼りない存在です。唯一、ヘッダに対抗できそうな人物は、旧世代を表している判事ですが、体格こそなんとか釣り合っているものの、Tシャツにトレーニングパンツというラフな格好で、ぼんやりした印象が残ります。
話が進んで行くにつれ、体格の差の意味が明確になっていき、なんとわかりやすい演出だろうと思わず、笑ってしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿