2014年3月17日 19時30分開演 神奈川芸術劇場大スタジオ
原作:F. ドストエフスキー
演出・構成:三浦基
出演:阿部聡子、小林洋平、窪田史恵、根本大介、小河原康二、岸本昌也、河野早紀、石田大、永濱ゆう子
とても疲れた1時間半の観劇でした。3年前の幻の公演「河童」以来、地点の東京公演はほとんど見ているはずですが、回を重ねるごとに観劇の疲労度は増し、地点がどこに向かおうとしているのかわからなくなるような気がします。
今回は、1時間半の上演中ほとんどの時間を役者はひたすらぐるぐる舞台を走り、とっくみあい、わけのわからない言葉を叫び、時々ドフトエフスキーの言葉を喋るという状態で、気をつけていないと、誰が誰に話しているかということすらわからなくなるのでした。
誰もが役柄を誇張したしゃべり方をする中で、小河原康二だけが話し方が自然で、最後には彼が喋り出すだけで、ほっとする有様でした。
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