2012年11月11日日曜日

ハイバイ「霊感少女ヒドミ」


2012年11月9日 16時開演 小竹向原 アトリエ春風舎
作・演出:岩井秀人
映像:ムーチョ村松
全編映像投影の60分。装置は鍵の手になった白パネルに、引戸が一つだけ。
照明は、ネライが2ヶ所のみ。
ほとんどの場面は、フロントブロジェクションのの映像の中、顔が様々な色になってもかまわず演じられる。
「地点」に影響を受けた称する繰り返しがリズミカルなナレーションに、フルシンクロするミッシェルゴンドリーのパクリと豪語する映像が気持ちよい。
ストーリーはど直球の純愛ラブストーリー。ゾンビの、そしてヒドミの片想いがせつなく悲しいが、最後に穏やかなカタルシスが映像とナレーションによりもたらされる。
芝居が映像を取り込む方法の一つの答えがここにある
背景にしてはダメだ。安くなるだけだ。
シンクロしなければ。
上田遥が、ちょっとげすくてかわいい。

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