2012年11月21日水曜日

ラッパ屋「おじクロ」


2012年11月16日 19時開演 新宿紀伊國屋ホール
作演出:鈴木聡
一言でいえば、下町人情喜劇。松竹新喜劇や吉本新喜劇でやっても、おかしくないような脚本である。メーカーの事業撤退により倒産の危機に直面した下請の町工場を、社長の幼馴染でもある副社長が、会社の寮として使っていた自宅を売ってとりあえず救う。そして、最後に復活を誓って、ももクロの唄を、歌い踊る。
その踊りは、おじさんとしては、よく訓練されていて、見事なものだったが、なぜかしつくりこなかった。
劇中でいかにももクロが素晴らしいか、おじさんたちの胸をうつかが散々強調されるのだが、ももクロにそんなに思い入れのない私としては、苦笑いするしかなかつた。
そのまま、唄に突入するので、その強引さが、違和感として残るのだと思う。
十分面白かったが、次回は見なくてよい感じだった。

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