2014年2月1日 17時開演 東京芸術劇場シアターイースト
作・演出:伊藤今人
振付・構成:梅棒
Team A 出演:梅澤裕介、塩谷拓矢、楢木和也、大村紘望、IG、パイレーツオブマチョビアン、菊池裕太、小坂奈央美、野田裕貴、Mayuka、角田大樹、津田勇輝、美優
一昨年のKAATでの「ダンスレジェンド・ファイナル」でダントツに面白かった梅棒の公演があると知り、飛び込みで見てきました。
梅棒のダンスの特徴はストーリーがあり、それをほとんど全てダンスで表現していくところです。途中一カ所台詞がありますが、99%段だけと言っていいでしょう。当然、当て振りが多くなるわけですが、それをうまく振付の中に解消して飽きさせません。1時間半のダンスを超えせい、演出していく力はたいしたものです。既存の歌詞付きの曲を使うため、曲とダンスの距離感が微妙なところもありましたが、おおむね選曲のセンスもよく、あっという間の1時間半でした。
もちろん、ダンス特有の私の苦手なストイックさはあるのですが、それが前面に出てこないので、さほど気になりません。
このストーリーダンスを初めて見ましたが、芸として完成している感じがしてこれ以上発展していく感じはあまりしません。しかし、1年に一回ぐらいは見たいかなという感じです。
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