2013年3月26日 14時開演 王子小劇場
作・演出:山崎彬
音楽 : 岡田太郎
MONOに続いてこちらも2回目の観劇でした。「目が見えるようになると、見えなかった時に見えていたものが見えなくなる。」を合言葉にした、「夢をみる。夢を見続ける。」ことについての芝居でした。
前回の「カナヅチ女、夜泳ぐ」では、漠然とした目標はあるものの、そこにどのようにたどり着いたらよいかわからず、手探りで闇雲に進んでいるような印象でしたが、今回は目標にたどり着く方法はわかったつもりなのだが、思っているようには進めない、その焦りが色こく現れていました。何とかスピードをあげることで、目標に早くたどり着きたいという気持ちばかりが前面に出すぎて、空回りしている場面が多々ありました。
全体にスピード感を出すことにこだわりすぎて、焦っているように見えてしまうことが多々ありました。
3本のストーリーが入り乱れる構成ですが、そのうちの1組が松本大洋の「鉄コン筋コンクリート」のパクリで、衣装がほとんど漫画のままというのには、笑いました。
一作毎に成長の感じられる劇団です。次回作も是非、見たいと思います。
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