2018年11月26日 14時開演 早稲田小劇場どらま館
作・演出:三浦直之
出演:篠崎大悟(ロロ)、島田桃子(ロロ)、大石将弘(ままごと/ナイロン100℃)、端田新菜(ままごと/青年団)
いつ高シリーズも7本目ともなるといつ高ワールドのようなものが形作られて、その回には登場しない人物との人間関係が有形無形に影響して、それが前のことをよく覚えていない私のような頭の悪い客には、閉塞感というか、風通しの悪さとして感じられます。1本目の現実とファンタジーの微妙な間をいくようなさわやかさがなくなっていくのは残念です。
2018年11月27日火曜日
2018年11月19日月曜日
「セールスマンの死」
2018年11月18日 14時開演 神奈川芸術劇場ホール
作:アーサー・ミラー
翻訳:徐 賀世子
演出:長塚圭史
出演:風間杜夫、片平なぎさ、山内圭哉。菅原永二、伊達暁、加藤啓、ちすん、加治将樹、菊池明明、川添野愛、青谷優衣、大谷亮介、村田雄浩
アメリカ現代演劇の傑作とされる「セールスマンの死」ですが、もともと第二次世界大戦後の社会構造の変化に押しつぶされていく人間を描いたものだと思います。それを演出の長塚圭史は、主人公を傲慢なまでの自信過剰と、極端な自己連哀との間で不安定に揺れ動く弱い人間として描くことで、人間性の本質に迫る事にチャレンジしました。このチャレンジはある意味成功していて、その副作用として周りの人々、息子たちや妻のあり方をも明確に浮かび上がらせるという結果も得ました。
先日の「授業」もそうですが、古典を今上演することの意義がここにあると思います。
作:アーサー・ミラー
翻訳:徐 賀世子
演出:長塚圭史
出演:風間杜夫、片平なぎさ、山内圭哉。菅原永二、伊達暁、加藤啓、ちすん、加治将樹、菊池明明、川添野愛、青谷優衣、大谷亮介、村田雄浩
アメリカ現代演劇の傑作とされる「セールスマンの死」ですが、もともと第二次世界大戦後の社会構造の変化に押しつぶされていく人間を描いたものだと思います。それを演出の長塚圭史は、主人公を傲慢なまでの自信過剰と、極端な自己連哀との間で不安定に揺れ動く弱い人間として描くことで、人間性の本質に迫る事にチャレンジしました。このチャレンジはある意味成功していて、その副作用として周りの人々、息子たちや妻のあり方をも明確に浮かび上がらせるという結果も得ました。
先日の「授業」もそうですが、古典を今上演することの意義がここにあると思います。
2018年11月15日木曜日
good Morning No.5「祝杯ハイウエイ」
2018年11月14日 19時30分開演 下北沢駅前劇場
作・演出:澤田育子
音楽:金子隆博
出演:藤田記子、澤田育子、中村 中、鳥越裕貴、小椋あずき、千代田信一、久保田南美、野口裕樹、石田周作、藤沢大悟、田村優依、チカナガチサト、清水宏、MINAKO(米米CLUB)
やりたいことをポジティブに完遂するとこんなに芝居が面白くなると言う見本のような芝居でした。あの狭い駅前劇場を車で暴走すると言うことを、オモチャとはいえ10台以上の車を舞台に乗せて実現した、それだけで十分面白い芝居でした。
作・演出:澤田育子
音楽:金子隆博
出演:藤田記子、澤田育子、中村 中、鳥越裕貴、小椋あずき、千代田信一、久保田南美、野口裕樹、石田周作、藤沢大悟、田村優依、チカナガチサト、清水宏、MINAKO(米米CLUB)
やりたいことをポジティブに完遂するとこんなに芝居が面白くなると言う見本のような芝居でした。あの狭い駅前劇場を車で暴走すると言うことを、オモチャとはいえ10台以上の車を舞台に乗せて実現した、それだけで十分面白い芝居でした。
good Morning No.5「看護婦の部屋~白の魔女~」
2018年11月14日 16時開演 下北沢駅前劇場
脚本:井上ひさし 脚色・構成・演出:澤田育子
音楽:金子隆博
出演:藤田記子、澤田育子、中村 中、鳥越裕貴、小椋あずき、千代田信一、久保田南美、野口裕樹、石田周作、藤沢大悟、田村優依、チカナガチサト、清水宏、MINAKO(米米CLUB)
井上ひさしがストリップ劇場フランス座にいたときに書いた脚本を、多分忠実に再現したと思われる芝居でした。ただし、生身のおっぱいが出てくるわけでもないので、陳腐なストーリーとへたくそな演技であまり面白いモノではありませんでした。この芝居で特筆すべきは、主役の婦長をやった清水宏です。あの人の芝居の熱量と汗の量はやはり尋常ではないものがあります。
自身の主戦場であるスタンダップコメディでは、ただひたすら燃えまくるだけで客が取り残され、ただ唖然とみているという状態になることがしばしばありますが、芝居のストーリーの中に組み込まれ、他者の演出で演技していると、あの人の怪物感がより良くわかります。それが芝居にうまく合うと芝居の面白さが倍増しますし、合わなくても清水宏のインパクトだけは印象に残ります。
脚本:井上ひさし 脚色・構成・演出:澤田育子
音楽:金子隆博
出演:藤田記子、澤田育子、中村 中、鳥越裕貴、小椋あずき、千代田信一、久保田南美、野口裕樹、石田周作、藤沢大悟、田村優依、チカナガチサト、清水宏、MINAKO(米米CLUB)
井上ひさしがストリップ劇場フランス座にいたときに書いた脚本を、多分忠実に再現したと思われる芝居でした。ただし、生身のおっぱいが出てくるわけでもないので、陳腐なストーリーとへたくそな演技であまり面白いモノではありませんでした。この芝居で特筆すべきは、主役の婦長をやった清水宏です。あの人の芝居の熱量と汗の量はやはり尋常ではないものがあります。
自身の主戦場であるスタンダップコメディでは、ただひたすら燃えまくるだけで客が取り残され、ただ唖然とみているという状態になることがしばしばありますが、芝居のストーリーの中に組み込まれ、他者の演出で演技していると、あの人の怪物感がより良くわかります。それが芝居にうまく合うと芝居の面白さが倍増しますし、合わなくても清水宏のインパクトだけは印象に残ります。
2018年11月2日金曜日
SPAC「授業」
2018年11月1日 13時30分開演 静岡芸術劇場
作: ウジェーヌ・イヨネスコ
翻訳: 安堂信也、木村光一
演出: 西 悟志
共同演出: 菊川朝子
出演:貴島 豪、野口俊丞、布施安寿香、渡辺敬彦
池田有希子とチョウソンハの二人でやった「マクベス」で非常に面白い演出をした西悟志が演出するということを知り、急遽静岡まで見にいきました。
不条理劇の傑作とされるこの芝居は、個人授業を受けに来た女生徒を教授が怒り心頭に発してメタメタにするという話ですが、西はまず教授を性格別に3人の役者に振り分けて演じさせることで、ただひたすらに罵倒されるサンドバックのようだった女生徒にしっかりした人格を与え、主体的な人間にしました。また、女中の役を舞台監督にすることにより、教授の振る舞いを客観的に見る視点を導入しました。
これにより、「授業」は新しい芝居に生まれ変わったと言えるでしょう。
作: ウジェーヌ・イヨネスコ
翻訳: 安堂信也、木村光一
演出: 西 悟志
共同演出: 菊川朝子
出演:貴島 豪、野口俊丞、布施安寿香、渡辺敬彦
池田有希子とチョウソンハの二人でやった「マクベス」で非常に面白い演出をした西悟志が演出するということを知り、急遽静岡まで見にいきました。
不条理劇の傑作とされるこの芝居は、個人授業を受けに来た女生徒を教授が怒り心頭に発してメタメタにするという話ですが、西はまず教授を性格別に3人の役者に振り分けて演じさせることで、ただひたすらに罵倒されるサンドバックのようだった女生徒にしっかりした人格を与え、主体的な人間にしました。また、女中の役を舞台監督にすることにより、教授の振る舞いを客観的に見る視点を導入しました。
これにより、「授業」は新しい芝居に生まれ変わったと言えるでしょう。
2018年10月26日金曜日
かわいいコンビニ店員飯田さん 第7回公演 『 手の平 』
2018年10月25日 19時30分開演 三鷹市芸術文化センター星のホール
作・演出:池内 風
出演:青木友哉(MU)、荻野祐輔(東京エスカルゴ。)、工藤さや(カムヰヤッセン)、小林 樹(カムヰヤッセン)、高川裕也、辻 響平(かわいいコンビニ店員飯田さん)、永宝千晶(文学座)、若松武史
えっと驚くほどのリアリズムで芝居が進行していきます。地方都市の道路再開発に直面し立ち退きを迫られる電気屋の主人と、わざわざ東京からUターンして役所に就職し、立ち退き交渉にあたる息子を巡る物語です。なぜ、今そのようなストーリーをリアリズムでやらなければならないのか、意味がよくわかりません。最終的に息子が役所を辞め、新しいコミュニティの拠点を作るべく民宿を始める計画を話し、周囲の賛同を得るのですが、それを芝居にする意味もよくわかりません。
セットも電気屋の居間のリアルな一杯セットなのですが、息子のマンションのシーンはソファ周りのサス処理、役所での上司との会話シーンは縁側の前でサス処理となり、そこに行く経過説明もなく、芝居の質も変わらないので、違和感が残ります。
三鷹芸術市民センターが毎年やっている「ネクストジェネレーション」という若い劇団を紹介するシリーズの1つとして、このような芝居が選ばれたことが驚きでした。
作・演出:池内 風
出演:青木友哉(MU)、荻野祐輔(東京エスカルゴ。)、工藤さや(カムヰヤッセン)、小林 樹(カムヰヤッセン)、高川裕也、辻 響平(かわいいコンビニ店員飯田さん)、永宝千晶(文学座)、若松武史
えっと驚くほどのリアリズムで芝居が進行していきます。地方都市の道路再開発に直面し立ち退きを迫られる電気屋の主人と、わざわざ東京からUターンして役所に就職し、立ち退き交渉にあたる息子を巡る物語です。なぜ、今そのようなストーリーをリアリズムでやらなければならないのか、意味がよくわかりません。最終的に息子が役所を辞め、新しいコミュニティの拠点を作るべく民宿を始める計画を話し、周囲の賛同を得るのですが、それを芝居にする意味もよくわかりません。
セットも電気屋の居間のリアルな一杯セットなのですが、息子のマンションのシーンはソファ周りのサス処理、役所での上司との会話シーンは縁側の前でサス処理となり、そこに行く経過説明もなく、芝居の質も変わらないので、違和感が残ります。
三鷹芸術市民センターが毎年やっている「ネクストジェネレーション」という若い劇団を紹介するシリーズの1つとして、このような芝居が選ばれたことが驚きでした。
2018年10月14日日曜日
宮部と宮部ら「『お見合い』ーそこに愛はあるのかなー」
2018年10月12日 19時30分開演 新宿眼科画廊スペースO
作・演出:宮部純子
出演:宮部純子、山村麻由美、小田原直也、西田麻耶、黒田大輔
作・演出:宮部純子
出演:宮部純子、山村麻由美、小田原直也、西田麻耶、黒田大輔
舞台上の挙動不審者、宮部純子による作・演出の公演。実際に自分が体験したお見合いを元にしているらしい。これが予想よりもかなり面白かった。
宮部純子はいつも舞台上で不安そうである。「私はここにいてよいのか?」「台詞をわすれたらどうしよう」とかいつも心配しているように、おどおどして見える。そこがよいのだが。
今回も前半のうまくいかなかったぎこちない会話のお見合いも、そのリベンジとしてのぞんだ妄想の居酒屋のお見合いでも、その不安さが芝居を支えていたような気がする。
あと、顔芸がすごい。お見合いのリベンジを言い出すまでの顔の変化がこの世の者とは思えないほどすごかった。
ゴールド・アーツ・クラブ「病は気から」
2018年10月4日 15時開演 埼玉芸術劇場大ホール
原作:モリエール
脚本・演出:ノゾエ征爾
出演:ゴールド・アーツ・クラブ(太陽組)
ゲストキャスト:岡田 正、飯田邦博、井内ミワク、竹口龍茶、富川一人、成田亜佑美、岩坪成美、坂辺一海、井上夕貴、髙橋英希
原作:モリエール
脚本・演出:ノゾエ征爾
出演:ゴールド・アーツ・クラブ(太陽組)
ゲストキャスト:岡田 正、飯田邦博、井内ミワク、竹口龍茶、富川一人、成田亜佑美、岩坪成美、坂辺一海、井上夕貴、髙橋英希
〈1万人のゴールド・シアター2016〉から派生した、60歳以上のための芸術クラブ活動 〈ゴールド・アーツ・クラブ〉の第一回公演。
良くも悪くのジジイとババアの学芸会、それ以下でもそれ以上でもない。ただ子供は演技をしようとして台詞を言うわけではなく、それがよいところだが、ジジイとババアは何十年も生きてきてなまじ知恵があるだけに芝居をしようとする。それが見ていて煩わしい。
よって、「病は気から」の本編部分はほとんど見ていて恥ずかしくなるだけだ。演出のノゾエ征爾が付け加えた自分の言葉で話す部分は、素直に心に入ってくる。ほとんど、結婚年数と、相手への感謝の言葉だけだが。
学芸会なので知り合いが多数見に来るわけだが、何しろ出演者が多いので(多分、400人弱)、「誰々さんはあそこかしら。メイクしてるからわかりにくいわ。」と、客席が常にうるさい。自分のように演劇的な関心で見に来た者の法が少数派な感じだ。
2018年9月17日月曜日
東葛スポーツ「カニ工船」
2018年9月16日 18時開演 浅草九劇
構成:金山寿甲
出演:長井短、宮部純子(五反田団)、森本華(ロロ)、椎橋綾那、川﨑麻里子(ナカゴー)、板橋駿谷(ロロ)、森一生(阿佐ヶ谷スパイダース)、玉田真也(玉田企画)
構成:金山寿甲
出演:長井短、宮部純子(五反田団)、森本華(ロロ)、椎橋綾那、川﨑麻里子(ナカゴー)、板橋駿谷(ロロ)、森一生(阿佐ヶ谷スパイダース)、玉田真也(玉田企画)
客入れ中に流れる映像は、山村聡初監督作品の「蟹工船」、1953年の発表で今見ると古くさい、左翼臭満載のプロパガンダにしか見えない。
オープニングは、なぜか役者が蟹網をひくという状況のなか、漁猟長の板橋駿谷が客のキャンセル、青年団や、小劇場の現状をディスりまくるというもので、板橋のパワーで押し切って面白い物でした。
本編にはいると、話はピースボートで世界一周の旅に出るという設定で、カンボジア、シリア、ブラジルなどを回ります。
珍しくストーリーのような物があります。
しかし、役者のラップのリズム感が悪くて、切れがありません。何度も出演していてそこそこできるはずの森本華もぱっとしません。
今回は全員がワイヤレスマイクで、ケーブルの絡みを気にすることもなく集中できるはずなのに、盛り上がりに欠けます。
機材の向上が芝居の質の向上に必ずしも貢献しないという典型的な例でした。
2018年8月29日水曜日
ヤリナゲ「みのほど」
2018年8月28日 19時30分開演 三鷹市芸術文化センター星のホール
作:越 寛生
構成・演出:(劇)ヤリナゲ
出演:阿岐之将一、秋本雄基(アナログスイッチ)、浅見臣樹((劇)ヤリナゲ)、大田彩寧(しあわせ学級崩壊)、Q本かよ、小寺悠介(青年団)、小林義典(クロムモリブデン)、澤原剛生(劇団普通)、塩原俊之(アガリスクエンターテイメント)、田久保柚香、田中健介(しあわせ学級崩壊)、豊田可奈子、中山まりあ
三鷹市芸術文化センター WEBサイトより引用。
<お客様へ>
(劇)ヤリナゲ『みのほど』は昨日、8月24日(金)に幕を開けました。
8月18日(土)の発表のとおり、越寛生さんは病気で演出を担うことができなくなったため、本作品は、構成・演出:(劇)ヤリナゲとして上演をしております。今回の『みのほど』は、越さんの執筆時の構想、集めた資料、また過去の越さんの短編作品を中心に、構成し創作した作品です。
なお、上記のような構成に変更されたことと、越さんの不在により、相談のうえ、國吉咲貴さん、三澤さきさんは出演を辞退されることになりました。本公演は國吉さん、三澤さんの代役は立てずに13人で上演しております。
今回の國吉咲貴さん、三澤さきさんの決断は、作品や創作へ向き合う誠実な姿勢であり、お二人に非のある行動ではありません。
越寛生演出による新作本公演『みのほど』を心待ちにしてくださった皆様、また國吉さん・三澤さんの出演を楽しみにしてくださった皆様には深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありません。
公演は9/2(日)まで続きます。出演者・スタッフ一同、誠心誠意最後まで創作を続けてまいります。
より多くのお客様に現在の(劇)ヤリナゲの作品をご覧いただけますと幸いです。ぜひ劇場に足をお運びくださいませ。
2018年8月25日
公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
(劇)ヤリナゲ
引用終了
同様の内容のメールが事前に届きました。払い戻しにも応じるとのことでした。
私はヤリナゲの芝居を見たことがなかったので、作・演出家の不在がどの程度の影響を与える劇団なのかもわからないので、そのまま、見ることにしました。ただ、作・演出家の不在にともない二人の役者が出演を辞退したという事実からして、うまくいかないだろうと覚悟はしました。
結果は案の定、久しぶりに見た「頭でっかちな学生演劇」そのものでした。
内容は、過去の作品のシーンをコラージュして一本の作品にし、作・演出家の言いたいことを表現しようする、その試行錯誤の課程も含めて舞台にのせるというものでした。
まあ、今時なら誰でも考えつきそうプランですが、やり方によっては面白くなるかもしれないプランだと思います。
ただ、それを素直だけが取り柄の役者だけでやると、見るも無惨な「学生演劇」になるという見本みたいでした。
やはり、性根の曲がったひねくれた頑固者である演出家の(よく言えば、客観性のある)存在が不可欠なのだと、再確認しました。
作:越 寛生
構成・演出:(劇)ヤリナゲ
出演:阿岐之将一、秋本雄基(アナログスイッチ)、浅見臣樹((劇)ヤリナゲ)、大田彩寧(しあわせ学級崩壊)、Q本かよ、小寺悠介(青年団)、小林義典(クロムモリブデン)、澤原剛生(劇団普通)、塩原俊之(アガリスクエンターテイメント)、田久保柚香、田中健介(しあわせ学級崩壊)、豊田可奈子、中山まりあ
三鷹市芸術文化センター WEBサイトより引用。
<お客様へ>
(劇)ヤリナゲ『みのほど』は昨日、8月24日(金)に幕を開けました。
8月18日(土)の発表のとおり、越寛生さんは病気で演出を担うことができなくなったため、本作品は、構成・演出:(劇)ヤリナゲとして上演をしております。今回の『みのほど』は、越さんの執筆時の構想、集めた資料、また過去の越さんの短編作品を中心に、構成し創作した作品です。
なお、上記のような構成に変更されたことと、越さんの不在により、相談のうえ、國吉咲貴さん、三澤さきさんは出演を辞退されることになりました。本公演は國吉さん、三澤さんの代役は立てずに13人で上演しております。
今回の國吉咲貴さん、三澤さきさんの決断は、作品や創作へ向き合う誠実な姿勢であり、お二人に非のある行動ではありません。
越寛生演出による新作本公演『みのほど』を心待ちにしてくださった皆様、また國吉さん・三澤さんの出演を楽しみにしてくださった皆様には深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありません。
公演は9/2(日)まで続きます。出演者・スタッフ一同、誠心誠意最後まで創作を続けてまいります。
より多くのお客様に現在の(劇)ヤリナゲの作品をご覧いただけますと幸いです。ぜひ劇場に足をお運びくださいませ。
2018年8月25日
公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
(劇)ヤリナゲ
引用終了
同様の内容のメールが事前に届きました。払い戻しにも応じるとのことでした。
私はヤリナゲの芝居を見たことがなかったので、作・演出家の不在がどの程度の影響を与える劇団なのかもわからないので、そのまま、見ることにしました。ただ、作・演出家の不在にともない二人の役者が出演を辞退したという事実からして、うまくいかないだろうと覚悟はしました。
結果は案の定、久しぶりに見た「頭でっかちな学生演劇」そのものでした。
内容は、過去の作品のシーンをコラージュして一本の作品にし、作・演出家の言いたいことを表現しようする、その試行錯誤の課程も含めて舞台にのせるというものでした。
まあ、今時なら誰でも考えつきそうプランですが、やり方によっては面白くなるかもしれないプランだと思います。
ただ、それを素直だけが取り柄の役者だけでやると、見るも無惨な「学生演劇」になるという見本みたいでした。
やはり、性根の曲がったひねくれた頑固者である演出家の(よく言えば、客観性のある)存在が不可欠なのだと、再確認しました。
2018年8月28日火曜日
2018年8月24日金曜日
劇団☆新感線「メタルマクベス Disc1」
2018年8月23日 18時開演 豊洲ステージアラウンド東京
原作:ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より
作:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
音楽:岡崎 司
振付&ステージング:川崎悦子
出演:橋本さとし、濱田めぐみ、松下優也、山口馬木也、猫背 椿、粟根まこと、植本純米、橋本じゅん、西岡德馬、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、村木 仁、冠 徹弥、富川一人、小沢道成、穴沢裕介、Erica、見目真菜、齋藤志野、鈴木智久、鈴木奈苗、橋本奈美、原 慎一郎、山崎朱菜、山﨑翔太、米花剛史、渡辺翔史、藤家 剛、工藤孝裕、菊地雄人、熊倉 功、あきつ来野良、横田 遼、北川裕貴、紀國谷亮輔
原作:ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より
作:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
音楽:岡崎 司
振付&ステージング:川崎悦子
出演:橋本さとし、濱田めぐみ、松下優也、山口馬木也、猫背 椿、粟根まこと、植本純米、橋本じゅん、西岡德馬、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、村木 仁、冠 徹弥、富川一人、小沢道成、穴沢裕介、Erica、見目真菜、齋藤志野、鈴木智久、鈴木奈苗、橋本奈美、原 慎一郎、山崎朱菜、山﨑翔太、米花剛史、渡辺翔史、藤家 剛、工藤孝裕、菊地雄人、熊倉 功、あきつ来野良、横田 遼、北川裕貴、紀國谷亮輔
2018年8月23日木曜日
大人の麦茶 第25杯目公演 「おしり筋肉痛」
2018年8月22日 19時30分開演 下北沢ザ・スズナリ
作・演出:塩田泰造
出演:池田稔(Wキャスト)、 中神一保(Wキャスト)、 並木秀介、 宮原奨伍 、 岩田有弘 、 辻久三、 佐藤大介 、 宮寺貴也、 浅田光 、 清水佐紀 、 江田恵(ソラカメ)、 石井杏奈(演劇女子部) 、 松田かほり、 和泉宗兵
作・演出の塩田泰造の骨折事故により、約1年前に上演した作品を再演することにしたようです。再演にあたり、演出家によるチェックはほとんどできなかったようで、前半は新しく付け加えたのであろうギャグが浮きまくって、耳障りでした。ギャグが身を潜めた後半は、ストーリーの展開に身をゆだねることができましたが、ご都合主義な設定、STAP細胞事件を思わせる女性科学者が陰のオーナーである小学校を改造した宿泊施設や、他人の腸内フローラを飲むとその人の性格になるなどを押し流していくほどの熱量はなく、なんだか適当なエンディングだなあという感想だけが残ります。
やはり、演出の必要性は高いです。
(この文章は、同じく演出家不在の公演をおこなった劇団ヤリナゲの公演を見て追加しました。)
作・演出:塩田泰造
出演:池田稔(Wキャスト)、 中神一保(Wキャスト)、 並木秀介、 宮原奨伍 、 岩田有弘 、 辻久三、 佐藤大介 、 宮寺貴也、 浅田光 、 清水佐紀 、 江田恵(ソラカメ)、 石井杏奈(演劇女子部) 、 松田かほり、 和泉宗兵
作・演出の塩田泰造の骨折事故により、約1年前に上演した作品を再演することにしたようです。再演にあたり、演出家によるチェックはほとんどできなかったようで、前半は新しく付け加えたのであろうギャグが浮きまくって、耳障りでした。ギャグが身を潜めた後半は、ストーリーの展開に身をゆだねることができましたが、ご都合主義な設定、STAP細胞事件を思わせる女性科学者が陰のオーナーである小学校を改造した宿泊施設や、他人の腸内フローラを飲むとその人の性格になるなどを押し流していくほどの熱量はなく、なんだか適当なエンディングだなあという感想だけが残ります。
やはり、演出の必要性は高いです。
(この文章は、同じく演出家不在の公演をおこなった劇団ヤリナゲの公演を見て追加しました。)
2018年8月16日木曜日
NICE STALKER「ロリコンのすべて」
2018年8月15日 19時30分開演 下北沢ザ・スズナリ
作・演出:イトウシンタロウ
出演:帯金ゆかり、フジタマコト、藤本紗也香、山本光、佛淵和哉、白勢未生(箱庭円舞曲)、南米仁、善雄善雄(ゴジゲン)、宮武佳央(劇団ハーベスト)
作・演出:イトウシンタロウ
出演:帯金ゆかり、フジタマコト、藤本紗也香、山本光、佛淵和哉、白勢未生(箱庭円舞曲)、南米仁、善雄善雄(ゴジゲン)、宮武佳央(劇団ハーベスト)
2018年8月11日土曜日
阿佐ヶ谷スパイダース「MAKOTO」
2018年8月10日 19時開演 吉祥寺シアター
作・演出:長塚圭史
出演:中村まこと、大久保祥太郎、木村美月、坂本慶介、志甫真弓子、伊達暁、ちすん、
長塚圭史、中山祐一朗、藤間爽子、森一生、李千鶴
再劇団化した阿佐ヶ谷スパイダースを初めて見ました。以前の阿佐ヶ谷スパイダースはTVで舞台中継を見た程度なので、前と比べてどうのこうのという感想はありません。全体の印象は、作・演出の無茶ぶりを主演の中村まことが一人で演技で跳ね返して芝居を成立させている、中村まこと、エライ。というところです。
時々、台詞が唐十郎的な過剰な叙情性を帯びるところがありますが、その後はそれを打ち消すような素っ気ない台詞が続きます。あたかも無意識に書いてしまった唐的な台詞にびっくりして、慌てて打ち消しているような感じでした。
唐的な叙情性の影響の大きさを感じました。
作・演出:長塚圭史
出演:中村まこと、大久保祥太郎、木村美月、坂本慶介、志甫真弓子、伊達暁、ちすん、
長塚圭史、中山祐一朗、藤間爽子、森一生、李千鶴
再劇団化した阿佐ヶ谷スパイダースを初めて見ました。以前の阿佐ヶ谷スパイダースはTVで舞台中継を見た程度なので、前と比べてどうのこうのという感想はありません。全体の印象は、作・演出の無茶ぶりを主演の中村まことが一人で演技で跳ね返して芝居を成立させている、中村まこと、エライ。というところです。
時々、台詞が唐十郎的な過剰な叙情性を帯びるところがありますが、その後はそれを打ち消すような素っ気ない台詞が続きます。あたかも無意識に書いてしまった唐的な台詞にびっくりして、慌てて打ち消しているような感じでした。
唐的な叙情性の影響の大きさを感じました。
2018年8月10日金曜日
イデビアン・クルー「排気口」
2018年8月9日 19時30分開演 世田谷パブリックシアター
振付・演出・出演:井手茂太
出演:安藤洋子(ザ・フォーサイス・カンパニー)、東さくら、金子あい、斉藤美音子、菅尾なぎさ、中尾留美子、依田朋子、小山達也、中村達哉、佐藤亮介、/原田悠、松之木天辺
振付・演出・出演:井手茂太
出演:安藤洋子(ザ・フォーサイス・カンパニー)、東さくら、金子あい、斉藤美音子、菅尾なぎさ、中尾留美子、依田朋子、小山達也、中村達哉、佐藤亮介、/原田悠、松之木天辺
2018年8月8日水曜日
CHAiroi PLIN 踊る童話「THE GIANT PEACH」
2018年8月6日 15時開演 池袋あうるすぽッと
原作:ロアルド・ダール「おばけ桃の冒険」
訳:田村隆一訳/N・E・バーカート絵(評論社刊)
振付・構成・演出:スズキ拓朗
出演:エリザベス・マリー、清水ゆり、ジョディ、ジントク、岩坪成美、福島 梓、柏木俊彦、朝比奈尚行、スズキ拓朗、青木萌、岡村 樹、小林らら、西 若菜、二ノ戸新太
原作:ロアルド・ダール「おばけ桃の冒険」
訳:田村隆一訳/N・E・バーカート絵(評論社刊)
振付・構成・演出:スズキ拓朗
出演:エリザベス・マリー、清水ゆり、ジョディ、ジントク、岩坪成美、福島 梓、柏木俊彦、朝比奈尚行、スズキ拓朗、青木萌、岡村 樹、小林らら、西 若菜、二ノ戸新太
2018年8月7日火曜日
ロロいつ高シリーズvol.6『グッド・モーニング』
2018年8月6日 19時30分開演 早稲田どらま館
作・演出:三浦直之
出演:望月綾乃(ロロ)、大場みなみ
早いものでロロの「いつ高」シリーズも6本目です。多分、すべて見ていると思いますが、今回は久しぶりの良作だと思います。1本目、2本目の新鮮さがもっとも印象的でしたが、それに続く作品です。二人芝居というシンプルさがよい結果を招いたような気がします。ただ、望月綾乃が女子高生と言うよりは、おばさんに見えてしまうのが残念です。
作・演出:三浦直之
出演:望月綾乃(ロロ)、大場みなみ
早いものでロロの「いつ高」シリーズも6本目です。多分、すべて見ていると思いますが、今回は久しぶりの良作だと思います。1本目、2本目の新鮮さがもっとも印象的でしたが、それに続く作品です。二人芝居というシンプルさがよい結果を招いたような気がします。ただ、望月綾乃が女子高生と言うよりは、おばさんに見えてしまうのが残念です。
2018年8月1日水曜日
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