2014年6月10日 19時30分開演 東京芸術劇場シアターイースト
作・演出:藤田貴大
出演:成田亜佑美、尾野島慎太朗、萩原綾、吉田聡子、川崎ゆり子、伊東茄那、波佐谷聡、斉藤章子、中島広隆、石井亮介、召田実子
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjjAF_JDW25hK0odxxgV6gE1B7fSFZxsof79__quSbv0AHPiarZXfth7J9jiiqLK0TUez1X9YpdF3Z9dPBgo0o_NyvLrMUdWbVNMf749_wiBGq7I8Iz6L287Fbogk9_1Wq0rqUMqNVciOw/s1600/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%8B%E3%81%88%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%90%88%E5%9B%B3.jpg)
マームとジプシーの初期作品の再演のようで、私が初めて見た「ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。」よりも前の作品のようでした。というか、多分、ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。」が、この作品を再構成したもののように思われます。せっとは、「モモノパノラマ」のように、細いmくざいで造った四角形を様々に組み合わせて、家や駅、通りを表していくというおしゃれなものでしたが、そこに表れる感情は結構生々しく、独特のテンポで繰り返されていくうちに、コントロールが効かなくなっているのではないかと思われるところもありました。
この劇団は見るたびに、表現が洗練されてきて新しい地平に到達したのではないかと思っていたのですが、この作品を見て、彼らの初期衝動がどんなものであるか再確認できたような気がします。
0 件のコメント:
コメントを投稿