2014年6月16日 19時開演 吉祥寺シアター
作・演出:糸井幸之介
出演:深井順子、日高啓介、鯉和鮎美、高橋義和、澤田慎司、伊藤昌子、西田夏奈子、金子岳憲、並木秀介、加藤律、幸田尚子、内田滋、Sun!!、枡野浩一
2012年の「耳のトンネル」の再演です。2年経って、上演時間も休憩を挟んで3時間という大作になっていました。
初めて見たFUKAI PRODUCE 羽衣がこの「耳のトンネル」で、その時は結構気に入って好印象だったのですが、その後何本か見ていく内に、この劇団は広い舞台が苦手なのではないかという気がしてきました。
基本的に人生と愛を讃えるというのがテーマなので、どうしても二人芝居が多くなります。その時舞台が広いと、役者の力量不足とそれを補う演出がほとんどないため、印象が弱くて、見ている方も退屈してしまいます。
モノローグ芝居でもその他大勢が舞台にいれば、そのようなことはないので、脚本の問題と言うよりは、役者の力量、演出の力量の問題だと思います。
そういえば、広い舞台で唯一面白かったシアターイーストの「サロメ VS ヨナカーン」は、いつも大勢の役者が舞台にいました。
本も独特なものがあるし、曲も独特で面白いので、次回も見にいくと思いますが、できれば、アゴラ劇場くらいの広さのところでやっていただきたいものです。
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