2015年3月24日 19時開演 横浜 yoshidamachi Lily
作・演出:劇団鹿殺し&丸尾丸一郎
1. 「濁乱水晶」作:鷺沼恵美子 出演:鷺沼恵美子、中島雄太
2. 「ヒッキーの手記」作:峰ゆとり 出演:浦上裕輔、木村綺那、今藤茶
3. 「RED FOOD FABLE」作:近藤茶 出演:清川果林、浅野康之、松尾珠花、峰ゆとり
4. 「206で」作:木村綺那 出演:妻鹿益己、安井直美、松尾珠花、中島雄太
5. 「魂のコリドー」 作:丸尾丸一郎 出演:美津乃あわ、傳田うに
いわゆる若手公演というやつで、若手が書いた4本の短編と、丸尾丸一郎の1本をまとめて上演するというカタチでした。短編どおしにつながりはなく完全に独立したカタチとなっています。
当日パンフレットによれば、「劇団創立当時のぎらぎらした感覚を若手に伝えたい」と考えて企画された公演のようです。
結論から言えば、若手の作品からは初めて脚本を書いたその稚拙さは脇に置いたとしても、「なにかぎらぎらしたもの」は感じられず、真面目に芝居するだけでは超えられない壁があることを感じさせました。やはり、鹿殺しには葉月チョビの野望が必要なのかもしれません。現在の鹿殺しは、葉月チョビの野望と劇団の実力が低いレベルで釣り合っている状態だと思います。劇団のレベルが急激に上がることは考えにくいので、チョビの野望がさらに膨らむこと以外に面白くなる道はないと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿