原作:落語「さくらんぼ」
振付・構成・演出:スズキ拓朗
出演:NIWA、池田仁徳、加藤このみ、清水ゆり、ジョディ、千葉りか子、福島梓、増田ゆーこ、まひる、本山三火、スズキ拓朗
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「頭山」という話は、けちな男がもったいないからと、サクランボを種ごと食べたところ、頭から桜の木が生えてきて、皆がお花見をするものだからうるさくてかなわない。怒ってその桜を抜いてたところ、大きな穴ができてそこに雨水がたまり、皆が水浴びに来るので、やはりうるさい。世をはかなんで、その池に身を投げて死んでしまうという、荒唐無稽な話なんですが、その荒唐無稽さを人力のチープな仕掛けを駆使して、ダンスにしてしまう。ひとつ間違えば、目も当てられないしらけた舞台になりそうなところを、ユーモアと人徳で見事にカバーして、面白い舞台でした。
スズキ拓朗の演出は、狭い舞台でも大きな舞台でもそれなりに見せられる柔軟さが魅力のひとつだと思います。
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