2018年5月19日土曜日

Newyork 2018 Vol.16 CAROUSEL

2018年5月18日 20時開演 Imperial Theatre
ロジャース&ハマースタインの回転木馬を見てきました。
その昔、ヴィヴィアンバーモントシアターで上演されたとき見にいき、曲調があまりにオペラ的に思えて耐えきれず、始まって早々に劇場を出てしまった思い出の作品です。その時にはオープニングの回転木馬のシーンで、木馬の支柱がカラフルなロープで編まれた天井部分にひかっかって転換できなくなり、最終的にスタッフが出てきて力づくでロープを切り、無理矢理転換したのも思い出します。
今回、全編を通して聴いてみると、確かに全曲ラストで歌い上げすぎる気はするものの、今の私には特にオペラ的とは思えず十分ミュージカルであると思えました。多分、あの頃の私は、ミュージカルを見始めたばかりでモダンミュージカルばかり見ていたので、違和感があったのではないかと思います。
今回の演出は特に目新しい事はせず、オーソドクスにいくことをメインにおいた感じで、その文各自の歌にスポットライトが当たりました。
ただ、この作品に限ったことではありませんが、ダンスの振付は新しい時代に入った気がします。全体にシャープで力強い振りが目立ち、スピードも上がっています。これは明らかにストリートダンスの影響だと思います。

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