2018年5月19日 14時開演 St. James Theatre
ディズニーの最新ミュージカル「FROZEN」を見ました。いつものミュージカルと違って、小さな子供、特に女の子が多くて子供の人気が高いことがわかります。中にはエルサのコスプレをしている子もいて本当に可愛かったです。
既存の舞台美術と新しい映像技術の使い分けが非常にうまくいっていました。エルサの力で一瞬にして凍りつくところなど、プロジェクションマッピングなしでは実現不可能なシーンになっていて、面白かったです。
映像の使い方が印象的な舞台を思い返してみると、「Dear Even Hanson」では、紗幕スクリーンとLEDパネルを組み合わせ、そこに大量の情報映像をランダムに映し出すことで、社会状況のカオスさを強調し、「Mean Girl」では全面のLEDパネルにすることで、ポップでカラフルなイメージを強調することに成功しています。
ここ数年の映像技術のトライアンドエラーの結果、作品ごとに適切な映像技術が選択できるような時期にきたようです。
「Frozen」では、既存の舞台技術の上にうまく映像技術が乗っかっています。違和感は一番ありませんが新しさはありません。
転換時に装置転換の時間を稼ぐために挿入されるダンスシーンが何回かあり、それが時間稼ぎに見えるのは残念です。
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