2015年6月14日 15時開演 Imperial Theatre
この日は見るミュージカルを決めていなかったので、ニューヨークに来てから Today Tixで「Le Miserable」のチケットを取りました。
新しい演出になったことは知っていたので、どうなったのか知りたかったのもありました。とは言え、私が見たのは遙か昔に帝劇で、主演の滝田栄のくさい芝居と,バリケードの迫力以外ほとんど記憶がありません。全体としての印象は、アンサンブルが主役のような芝居で、日本でも見るに耐えるアンサンブルができるのだというのが最大の印象でした。
新演出になっても、昔のことをほとんど覚えていないので比較もできませんが、アンサンブル重視から、主役クラスの歌重視という変更が新演出のポイントだと感じに見えました。
途中休憩を挟むとは言え、3時間以上とにかく歌う、歌う,歌い上げる。オペラのような暗い照明の中で歌い続けて、ラストのコーダでは、必ずバックサスが明るくついてきてポーズの繰り返しで、疲れました。
今はやりのプロジェクションマッピングも取り入れていましたが、全体の照明が暗すぎて、プロジェクションもそれにあわせるため、何が写っているのかよくわからないという状態になりがちでした。ジャベール警視が身投げするところなど、橋の上からパンで橋桁を過ぎて水に入り,水面を下から見るまでをプロジェクションして面白いのですが、いかにせん、光量が抑え気味で迫力がでません。
プロジェクションマッピング前提なら、それに合わせた全体光量を決める必要があるようです。
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