2017年9月12日火曜日

ハイバイ「もよおす」

2017年7月31日 19時開演 神奈川芸術劇場大スタジオ
作・演出:岩井秀人
出演:岩井秀人、 上田 遥、 川面千晶、 永井若葉、 平原テツ、 黒田大輔、 田村健太郎、伊東沙保、 岩瀬 亮、 後藤剛範、 池田 亮、 藤谷理子、 遊屋慎太郎、 梅里アーツ

風琴工房「PENALTY KILLING remix ver.」

2017年7月18日 19時開演 三軒茶屋シアタートラム
作・演出:詩森ろば
出演:粟野史浩 板倉武志 碓井将大 岡野康弘 岡本篤 五島三四郎 
酒巻誉洋 佐野功 杉木隆幸 高木健 田島亮 筒井俊作 
照井健仁 三原一太 森下亮
五十嵐結也、一条恭輔、大脇史門、酒井大輝、J.U.N.
初演のスズナリに比べて各自のモノローグに余裕が見られ、台詞の言い回しにも工夫があり、より内容が伝わってきた。舞台が広くなったためか、全体のスピード感はやや薄れ、迫力は減ってしまった。最後の試合の場面は相手役のファルコンズのがんばりで、モノローグとのメリハリがつき、もたれることはなかった。
ファルコンズかっこいい!

梅棒「ピカイチ」

2017年6月30日 19時開演 六本木ブルーシアター
作・総合演出:伊藤今人
振付・監修:梅棒
出演:伊藤今人、飯野高拓、鶴野輝一、遠山晶司、遠藤誠、塩野拓矢、櫻井竜彦、樽木和也、天野一輝、野田裕貴(以上、梅棒)
千葉凉平、吉川友、YOU、MOMOCA、後藤建流、パイレーツオブマチョビアン、KENZO MASUDA、SUZUYAKA、一色洋平、魚地奈緖

Fukai Produce 羽衣「愛死に」

2017年6月12日 19時開演 東京芸術劇場シアターイースト
作・演出・音楽:糸井幸之介
出演:深井順子 鯉和鮎美 高橋義和 澤田慎司 キムユス 新部聖子 岡本陽介 
浅川千絵 平井寛人 
(以上、FUKAIPRODUCE羽衣)
伊藤昌子 野上絹代(FAIFAI/三月企画) 山森大輔(文学座) 荒木知佳
日髙啓介(FUKAIPRODUCE羽衣)
19時30分開演と勘違いしたので、オープニングを見逃しました。Fukai Produce 羽衣の芝居は何本も見てきました。
Fukai Produce 羽衣の芝居は基本的に作・演出の糸井幸之介のイメージや妄想、主張を、複数の役者が手を変え品をかえて表現しているだけです。そのイメージがうまく展開して広がっていくと面白くなるし、ストーリーに制限されるなどして広がらないとあまり面白くない結果となります。
今回は再演と言うこともありうまくいった方だと思います。

2017年5月12日金曜日

オーディオ熱再発 2017年も衝動買いは止まらない Vol. 5 Accphase Pro-30

2017年5月12日
最後の衝動買いは、Accphase Pro-30です。珍しくヤフオクに安価ででていました。Accphase Proのシリーズは最初は安価でも、最終的に私の上限、10万円を超えることがほとんどなので、ずっとウォッチしていて最後の10分でものは試しと入札してみたことろ、最初の入札は案の定、他の自動入札ですぐに更新され、どうしようか悩んでいるうちに間違って「再入札」のボタンを押してしまい、それが最高額となって落札してしまいました。
Accphaseのアンプは、昔、E-404を使っていたことがあり、その繊細で神経質な音色は知っているつもりでした。今の私はその繊細さを求めてはいませんが、Proシリーズなら基本、業務用だし、繊細さよりバリバリならしてくれるのではないかと、勝手に想像していて、前から狙ってはいました。
連休明けに届いて鳴らしてみて、びっくりです。確かに、上から下まで、ばりばり鳴ります。どのスピーカーからも今までに聴いたことがないような低音や高音が聞こえます。しかし、なりすぎるのです。神経質に「全ての音を出します。出し尽くします。」と言っているようで、いい音なんですが、聴いてて疲れます。
今後、どのようにするか、じっくり考えなくてはいけません。

オーディオ熱再発 2017年も衝動買いは止まらない Vol. 4

2017年5月11日
忙しかった4月から一転、5月にはいったら暇になったので、ヤフオクチェックも増えます。その結果、また、ポチってしまいました。最初は、Altecの409-8DがはいったA.R.U.形式のスピーカーエンクロージャー。
A.R.U.というのは、英国のスピーカーメーカー、グッドマンが特許を持っている方法で、日本語にすると音響抵抗装置、要するに、ボックスにバスレフのように開口部をもうけて、そこに金網やスポンジを貼り、スピーカーに適度な空気抵抗を与えてコーンの余分な動きを押さえて、低域を延ばすと言うことのようです。
正直、A.R.U.には期待していませんでしたが、409-8Dを聴いてみたくて購入しました。
連休明けに届いて鳴らしてみてびっくり、とてもいいんです。スピーカーの口径は20㎝ですから、当然、38㎝に比べれば低音はでていません。でも、全体のバランスがいいんです。聴いてて疲れないし、もう少しこの音域がでて欲しいとかいう不満を感じません。
A.R.U.のせいなのかわかりませんが、よい買物でした。

オーディオ熱再発 2017年も衝動買いは止まらない Vol. 3

2017年5月10日
衝動買いの結果、プリアンプが4台、パワーアンプが7台、真空管のプリメインが1台、スピーカーも7台になってしまいました。組み合わせを頻繁に変えて、色々試したい方なので、そのたびに裏に潜り込んで配線を変更するのがめんどくさいので、ついにPatch-Bayを導入しました。私にしては珍しく新品です。dbX PB-48、ヤフオクで中古が2000円で出ていたのですが、この部分がとらぶるとめんどくさいことになるので、新品を
サウンドハウスで購入しました。本体は9800円ですが、ここに接続するためのケーブルが10000円以上かかるという罠に落ちました。
結果、接続の変更は超簡単になり、満足しています。
写真の上の機材が Patch-Bayです。

オーディオ熱再発 2017年も衝動買いは止まらない Vol. 2

2017年5月9日
6月にニューヨークにミューじゃカルを見にいくべく、飛行機も宿も予約したのに、オーディオの衝動買いは止まりません。
まず、PS AudioのLiner Control Center プリアンプとModel One メインアンプ。PS Audioは、電源コンディショナーや
DACで有名ですが、この2つのアンプはPS Audioの最初の製品のようです。ネット上で情報を探したところ、1977年のシカゴのCES(カスタマー・エレクトリック・ショー)で発表したという記事があるくらいです。後は、e-Bayで202ドルで売れた事があるのがわかったくらいしか情報がありませんでした。そのe-Bayの記述によると、出力は、8Ωで70w、4Ωで140wとのことです。
何しろ、出力保護がヒューズ管という古さです。見かけも正面は4U のラックマウント仕様で業務用アンプなのに、インプットはRCAのみと言う中途半端な感じです。
上の写真がパワーアンプのModel 1,下の写真がプリアンプのLiner Control Centerです。
家に来て、最初の音出しはよかったのですが、2,3日後に電源を入れたら、片チャンネルの音が出ないという有様で、慌てていつもの濱崎さんに修理に出しました。修理ついでに、電源投入時のポップノイズがあまりにもひどいので、ディレイ回路を入れてもらいました。
肝腎の音質は、スッキリとした中に芯がある音とでも言えばよいのか、いままでのアンプにはない感じです。プリのLiner Control Center は、前オーナーさん曰く、「マーク・レビンソンの音に似ている。」そうですが、私はマーク・レビンソンの音を知らないのでよくわかりませんが、パワーアンプ同様にスッキリ系の音色です。
ただ、Model Oneは古いせいか若干ハムノイズがありますし、ノイズを拾いやすいようで、曲間でハム音が聞こえてきます。これは、今後ケーブルの引き回しなどで対策し手見ようと考えています。

2017年4月24日月曜日

地点「忘れる日本人」

21017年4月18日 19時30分開演 神奈川芸術劇場中スタジオ
作:松原俊太郎
演出:三浦基
出演:小林洋平、窪田史恵、田中祐気、河野早紀、石田大、小河原康二、阿部聡子

2017年3月16日木曜日

北九州芸術劇場プロデュース「しなやか見渡す穴は森は雨」

2017年3月12日 14時開演 あうるすぽっと
作・演出:ノゾエ征爾
出演:椎木樹人、中園奈々子、山中志夢、片淵高史、三好美優、脇内圭介、高山実花、鈴木隆太、青木裕基、中前夏来、橋本隆祐、森川松洋、梨瑳子、原岡梨絵子、荒巻百合、目次立樹

ロロ いつ高シリーズ Vol.4 「いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した」

2017年3月7日 19時30分開演 こまばアゴラ劇場
作・演出:三浦直之
出演:森本華、多賀麻美、田中希恵

2017年3月11日土曜日

オーディオ熱再発 2017年も衝動買いは止まらない。

2017年3月1日
昨年末に「じじいの趣味」と悟ったような事を言ったその舌も乾かぬうちに、今年に入って3台も音響機材を買ってしまいました。
最初は、3LZと同じメーカー PEGASUSが出した38㎝の2-Way同軸スピーカー PATEK GR-15です。3LZを買うときから38㎝の存在は知っていて、プロトタイプの写真も見たことがありました。
3LZの音があまりに私好みだったので、38㎝が出たら買おうとは決めていました。それが年明けなんの前触れもなくヤフオクに出たので、思わずポチリとしてしまいました。購入後、慌てて3LZのエンクロージャーを作っていただいたInfinitesoundに連絡を取ろうとしましたが、メールもフェイスブックも応答がありません。Webサイトも見つからなくなりました。
今は、とりあえず手持ちの後面解放の箱に入れてならしていますが、バスレフの音になれた耳には低音が物足りず、変な共振音も聞こえてきて、いまいちです。とりあえず吸音材を少し入れてみて、エージングがてら、調整してみようと考えています。
ゆくゆくはちゃんとした箱に入れたいと考えていますが、焦らずゆっくり行きたいです。
二つ目は、SoundCraftのProTrackerという3Uサイズのラックマウント用のアナログミキサーです。前々からSoundCraftの音の良さは知っていましたが、よくアンプの修理をお願いしている濱崎さんのところに貸し出せる現品があるというので、貸していただきました。
届いて、つないで、聞いてびっくり。あまりの音の良さに次の日には、「買います。」とメールしてしまいました。
何しろ音が分厚い。ただ、低音がモリモリ出ている感じじゃなくて、全体のトーンは明るくて、その明るさが音の分厚さのおかげで、リアリティがあるとでも言うのでしょうか?とにかく私好みな音なのです。パイオニアのプリアンプCV-21が明るい音色で、これを遊びでつないだところから、私のプリアンプ遍歴が始まったわけですが、Protrakerの音を聞いた後では、パイオニアはチャラチャラしているように聞こえてしまいます。
元々ミキサーなので、プリアンプとして使うには余計なつまみがついていたりしてめんどくさいですが、今のところこの音の魅力にはかないません。
最後は、dbxのDrivePack PXというデジタルイコライザーです。本来のは、PAで現場の音場調整を自動的にやるための機材です。
狭いところでどれだけ使えるかわかりませんが、私の音の好みが客観的にみるとどのようなものかわかるかもしれないと思って買ってみました。
じっくりいくはずの年の最初から、衝動的な買物をしてしまって、少し反省しています。
今年は別のところにもお金を使いたいので、オーディオの大きな買物は、PATEK GR-15のエンクロージャーだけにするつもりです。

東葛スポーツ「東京オリンピック」

2017年2月2日 20時開演 3331 Arts Chiyoda/ギャラリーB
構成・演出:金山寿甲
出演:山田真歩、菊池明明、森本華、川崎麻里子、尾野島慎太朗、森一生、古関昇悟

2017年2月2日木曜日

庭劇団ペニノ「ダークマスター」

2017年2月1日 19時開演 こまばアゴラ劇場
原作:狩撫麻礼
脚色・演出:タニノクロウ
出演:緒方晋、井上和也、大石英史、FOペレイラ孝一朗、坂井初音、野村眞人、相馬陽一郎、宮田潤子、飯沼由和、尾崎宇内、岩田博之、廣川真菜実、杉田一起、吉田勇一郎

2017年1月25日水曜日

ジエン社「夜組」

2017年1月21日 19時開演 池袋シアターKASSAI
作・演出:山本健介
出演:伊上忠聡、兎洞大、蒲池柚番、高橋ルネ、寺内淳志、中野あき、由かほる、善積元

2017年1月9日月曜日

万能グローブガラパゴスダイナモス「月ろけっと」

2017年1月8日 14時開演 下北沢駅前劇場
作・演出:川口大樹
出演:椎木樹人、横山裕香里、早樋寛貴、柴田伊吹、針生かおり、石橋整、西山明宏、陰塚詩織、杉山英美

2017年1月7日土曜日

CHAiroiPLIN「Peeeeep」

2017年1月7日 19時開演 池袋東京芸術劇場シアターイースト
原作:江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」
振付・構成・演出:スズキ拓朗
出演:本山三火、ざたろー、岩坪成美、鳥越勇作、池田仁徳、荒木亜矢子、NIWA、柏木俊彦、momona、ジョディ、清水ゆり、増田ゆーこ、野坂弘、新部聖子、田中美甫、スズキ拓朗

2017年1月6日金曜日

ET×2「ゴドーを待ちながら」

2017年1月5日 19時開演 下北沢ザ・スズナリ
作:サミュエル・ベケット
演出:柄本明
出演:柄本祐、柄本時生、谷川昭一朗、高田ワタリ、川崎勇人(ベンガル体調不良による降板に伴う代役)
2014年から3年経った柄本兄弟による再演でした。2014年の時は、覚えた台詞をただ喋っているだけの学芸会状態だったのが、だいぶ台詞が体に入ってきて芝居らしくなりました。演出も柄本明に変わり、ボードビル的な動きも増えて面白くなっていました。
何よりも、ポッツォ役のベンガルの降板に伴う代役の川崎勇人という役者が、他に役者がいなかったのかと疑うほどポッツォ役にふさわしくないトッチャン坊やで、出オチかと思うほど登場するだけで失笑がもれるほど、緊張感が緩みました。ポッツォの登場というのは、「起承転結」の「転」にあたると思うのですが、今までの演出ではおしなべて重要視され、たっぷりと描かれていました。しかし、今回はトッチャン坊やの登場により、相対的にウラジーミルとエストラゴンのやりとりの比重が上がり、全体の統一とスピードが上がり、より面白くなっていました。これがけがの巧妙というやつでしょうか。

2017年1月5日木曜日

オーディオ熱再発 2017年の展望

2016年の総括を受けて、今年の展望というか予定を書き留めておきます。
・D-130 + 075のスピーカーを組み上げて音を出し、調整にチャレンジする。
・RCAセレクタ、スピーカーセレクターを整理し、使いやすくする。
・ラックを組み直し、機材レイアウトをやり直す。
・今までの機材の印象をまとめて、写真付きでブログに残す。
・不要な機材を売却する。

最後にオーディオ機材購入時のルールを明記しておきます。
1)一品、100,000円以上の物は買わない。
2)冷却ファン付のアンプは買わない。
3)ケーブル類にはこだわらない。スピーカーケーブルはアマゾンベーシックスピーカーケーブル、RCAケーブルはAudio-TechnicaのGold Link Fine程度とする。

その上で、私が目指す音とは、38㎝ウゥーハーからでる重すぎない低音と、耳障りでない艶のある高音がバランスよく響く聴いていて疲れない音です。

オーディオ熱再発 2016年の総括

前回のオーディオについてのブログを書いたのは2016年の6月頃でしたが、その後もオーディオ熱は順調にエスカレートを続け、年が終わる頃には結構すごいことになりました。
左が現在のアンプラックの状態です。
プレーヤーが、Mac Mini (OSX 10.11 El Caption)にAudirvana 2.6.3 外付けハードディスク 2TB。
DACはCambridge Audio DAC Magic Plus。
プリアンプが、CrownのIC-150、同じくCrownの PSL-2、Quadの606Pri。現在修理中なのがAGI 511。
パワーアンプが、UREI 6300、JBL/UREI 6230、Crown PS-400、Quad 606。写真には写っていませんが、さらに年末に血迷って買ってしまった真空管アンプ、LunaprimaというオランダのメーカーのMyter 1A11。

スピーカーが、Pegasusの3LZ、TannoyのEaton、現在組み立て中なのが進工舎製のC-35タイプのエンクロージャーに入るJBL D-130と075のセット。
それらを、市販のRCAセレクタ、スピーカーセレクタを使って、様々な組み合わせで聞けるようにしている。
それ以外に、Cambrige Audio SX-60をTopping TP-60につないでAirMac Express経由でなるようにしているし、FostexのFE-103バックロードホーンはDACがTopping M-20、アンプがSoundfortのAS-100で鳴らしているが、正直、稼働率は低い。
さらにどこにもつながっていなくて遊んでいるのが、DACではCambridge Audio DAC Magic、M2TechのHi Face EvoとEvo DAC、SoundfortのDAC-100。
プリアンプで、PioneerのC-21。パワーアンプでYAMAHAのP-2050。
ヤフーオークションの出品物を毎日眺めながら、その場の思いつきで入札して買える物を買ってしまうということの繰り返した結果がこのありさまです。
その上にたっての反省としては、私のオーディオ熱再発が「じじいの趣味」であるということにつきると思います。若い頃に欲しかったが、金も置く場所もなく買えなかったオーディオブランドを今になって買っているに過ぎない、ある種の懐古趣味であると思います。
そのことを自覚して、2017年はゆっくりと機器の構成を発展させていきたいと考えております。

2017年1月3日火曜日

オーディオ熱再発 ヤフオクは止まらない

あっという間にスピーカーは、Cambridge Audio SX-60、Fostex FE-103バックロードホーン、Magnesia M3 20cm同軸 2way、まだこないPegasusの同軸25㎝ 2wayの4組になりましたが、なぜかDACには慎重でした。D20もDS-100+も1万円台の安めのものだったので、同じような価格帯のDACを買うよりは、ある程度高いものがよいだろうと考えていました。経験的にビットレートが高くなると、音が細かく、柔らかくなることはわかっていたので、ハイレートに対応したものを探していました。CD取り込み時にハイレートに変換するのは,時間がかかりすぎるので、DAC内部でアップレートするものがいいかなと思って目をつけたのが、Cambridge AudioのDACMagic Plusです。現行機種で市場価格は、7万円くらいです。買うタイミングを考えていたところ、ヤフオクにひとつ前の機種、DACMagicが出品されました。機能としては、アップレートがDACMagic Plusの384KHzに対して192KHzと低いことと、プリアンプ機能がないことくらいがったので、迷わず落札しました。3万円くらいでした。つないでみると、Sx-60の音がさらになめらかになり、表現力が増したような気がします。アップレートの効果はオフにできないので比べられず、よくわかりません。
とりあえずこれでDACに関しては落ち着いたので、後はオーダーした同軸スピーカーの到着を待って、手持ちのアンプをつないで次の展開を考えるはずだったのですが、ヤフオクチェックは止まりません。
もともと、PA用アンプやスタジオモニター用アンプに強いあこがれがあり、使ってみたいと思ってYamahaのP-2002や、CrownのDC-150Aをウォッチリストにあげて落札価格をチェックしていたのですが、そこにQUADの606が出てきて、「Tannoyに最適」とかアオリ文句が書いてあるのでもういけません、7万円くらいで落札してしまいました。そのうえ、「プロ用パワーアンプは、ボリュームがないものもあるし、あってもLR別々でめんどくさいから」と理由をつけて、パイオニアのC21というプリアンプも1万8千円くらいで落札してしまいました。
自分でも怖いくらい歯止めがかかっていません。この先、どうなるのでしょうか。

オーディオ熱再発 更なるスピーカーとアンプ

リッピングの作業に慣れてくると、リッピング済みのデータをチェックのために聞いていても暇な時間ができてきます。そうなるとやってしまうのが、更なる機材の情報を求めてのweb検索とヤフオクチェックです。
検索すれば当然ほしくなるもので、まず最初に20万円以上のアンプよりいい音がするというToppingのTP-60をアマゾンで購入しました。確か、24000円くらいだったと思います。音は20万以上かどうかはわかりませんが、おとなしめだったSX-60が元気に鳴り出したので、満足しました。こうなると、同じメーカーのDACが気になります。そこでまたアマゾンで、ToppingのD20を購入しました。14000円くらいでした。これが予想に反しておとなしい音で、ACアダプターを音が劇的によくなるとネットで評判の秋月のNT24-1S1516に買えたりしましたが、たいした変化もなく、正直失敗かと思いました。
同時進行で、ヤフオクで中国地方の木工所が造ったというバックロードホーンのエンクロージャーを競り落とし、アマゾンでFostexのFE-103を購入しました。エンクロージャーが15000円くらい、スピーカーはペアで10000円くらいでした。一度、バックロードホーンの音というものを体験したかったのです。
ちまたで言われているように、音のスピード感とか前に出てくる感じは10センチのスピーカーとは思えないものがあるのですが、DS-100+とTP-60で鳴らすと音がカンカンいっているようで聞きづらいです。そこでD20とAS-100に変えてみたらおとなしくなって、聞けるようになりました。もう少し何とかなりそうですが、現在は慣らし運転ということでそのまま使っています。
アンプとスピーカーが1セット増えても、ヤフオクチェックは止まりませんでした。昔からTannoyのスピーカーに強いあこがれがあったので、手頃なサイズのTannoyが出品されるたびに入札していたのですが,すぐ10万円以上になってしまって手が出ませんでした。そうこうしているうちに、福岡の今はなくなってしまったMagnesiaというスピーカーメーカーのM3という20㎝同軸スピーカーが自作箱つきで出品されました。同軸スピーカーを体験してみるいい機会だと思い、25000円くらいで落札しました。届いて鳴らしてみて,びっくり。10ℓくらいの小さな箱なので音域の広さはありませんが、女性ボーカルの生々しさや、定位感は今までに体験したことがないものでした。これで一気に同軸スピーカー熱が高まります。色々探していくうちに、Magnesiaをやっていた人が新たに造ったPegasusという25㎝の同軸ユニットを使ったスピーカーを受注生産しているInfinisoundというメーカーを知りました。元々はMagnesia M3をもう少し大きな箱に入れてみたくて見つけたのですが、ブログの問い合わせフォームでうまく連絡が取れなくてイライラしていたところに、ヤフオクに出品されてのでつい、落札してしまいました。2本で18万6千円の大きな買物です。完全にオーディオ熱にうなされてます。
今は5月末の納品を待ちながら、どんなアンプで鳴らそうか、日夜ヤフオクチェックを繰り返している毎日です。

オーディオ熱再発 新しいMacとリッピング

同時進行で、ヤフオクでMac Miniの中古を購入しました。これは、PCオーディオ再生専用にするためです。実は何年か前に、持っているCDを全てiTunesに取り込むということをやったことがあり、それが結構な苦行だったので、今回はその反省にたって楽をする為でした。itunesの時はリッピングもitunes、再生もitunesで、リッピングの間音楽を聴くことができませんでした。そこで今回は、iMacでXLDでリッピング、タグ編集をして、Mac MiniのAudirvanaでチェックするという体制を造りました。これが思いの外楽しく、2月中旬くらいから始めたリッピングが、5月の連休明けくらいで手持ちのCD1172枚すべてもリッピングを終了しました。残っているのは、仕事の関係でいただいたCDと、懐かしさだけで買った東京キッドブラザース関係のCDだけです。
リッピングチェックのために聞くので、普段は聞かないような音楽や、内容をすっかり忘れているCDが聞けて新鮮な驚きがあり、楽しく過ごすことができました。また、CDの重複や、リッピングもできないNGCDのチェックもできて,一石二鳥です。ちなみに重複CDは、40枚くらい、NGCDは10枚くらいでした。
タグ編集も,最初はXLDでちまちまやっていたのですが、途中からTagEditerというソフトを見つけて、楽になりました。カバーアートの収集もアマゾンとGoogleの画像検索のおかげで、ほぼ全てのカバーアートを手に入れることができました。
リッピングのレートも最初に色々試しましたが、レートを上げるとそれに正比例して取り込み時間がかかるり容量も増えるので、結局、CDレートの44.1KHz/16bitにしました。確かに、レート上げると音が丸くなり、細かいニュアンスまで聞こえるようになるので、のちのち、CDを選んでハイレートでの取り込みもしてみたいと思います。
1172枚の取り込みが終わった時点で、ハードディスクの容量は、773Gbオーバーとなりました。これは、256KHz MP3でiTunesに取り込んだときの10倍以上となりました。

オーディオ熱再発 新しいスピーカーとアンプ

2016年の初頭から、長年消えていたオーディオへの情熱が再発してしまいました。
きっかけは、ずっと住んでいて無駄に荷物が増えてしまった住み家に嫌気がさして、いらないもの、いらないかどうかわからないが使っていないものを処分し始めたことにありました。CD, DVDは箱詰めして、棚は捨てました。押し入れを占拠していた蒲団や座布団もすべて捨てました。衣類も新たに買った引き出しに詰め直し、はみ出た分は捨てました。それにともなって、タンス類も全て捨てました。
その一環として、古いオーディオ機器も処分しました。
フリップスのCDプレーヤー、アキュフェーズのアンプE-405、スピーカーはJBLの4312、ビクターのSX-300、全部捨てました。
これで我が家で音の出るものは、テレビ以外には、Macbook AirからAirplayで飛ばしているEdifierのパワードスピーカーだけになりました。
こうなると俄然寂しくなって、デスクトップにおけるような小型のオーディオセットならいいだろうと言い訳をして、新しいオーディオ機器の選択がすぐに始まりました。
ネット上では、小型で安くて音もいい中華製のデジタルアンプの話題が前から流れており、新しいオーディオの形として「ハイレゾ・オーディオ」の宣伝が日夜行われておりました。これらにもろに影響されて,1月、2月で仕事が少ないことをいいことに日夜ネット検索を繰り返して、まず、アンプとスピーカーを買いました。
アンプはオール中国製は当たり外れが怖くて、日本設計、中国製造というSoundfortのAS-100とDACとして同じSoundfortのDs-100+を買いました。丁度新製品のDAC DS-200が発表になったばかりで少し迷いましたが、まだ、どこまで本気になるかわからなかったので安い方にしました。
スピーカーは、一応デスクトップにおけるサイズと言うことで,ウーハー16センチの2ウェイ、バスレフポートが前に開いているものと言うことで探すと、DALIのZENSORとCambridge AudioのAero 2、SX-60あたりが出てきました。当時、ZENSORはコストパフォーマンス最高と言うことで,多くのレビューがネット上に上がっていたのでアマノジャクな私は、Cambridge Audioの安い方SX-60を音を聞いたこともないのに,購入しました。
SX-60は、よくいえば聞き疲れしない音、音が鮮烈に前に出てくることは全くありませんが、ジャンルもあまり選ばないし、長時間聞くにはよいと思います。


2016年12月30日金曜日

チョコレートケーキ「治天ノ君」

2016年10月29日 14時開演 シアタートラム
作:古川健
演出:日澤雄介
出演:西尾友樹、松本紀保、谷仲恵輔、浅井伸治、菊池豪、青木シシャモ、吉田テツタ、佐瀬弘幸、岡本篤

2016年11月16日水曜日

清水宏「清水宏の一人芝居」

2016年11月15日 19時30分開演 下北沢ザ・スズナリ
作:清水宏
演出:山崎洋平
出演:清水宏

2016年11月12日土曜日

ロロ いつ高シリーズ Vol.3「すれちがう、渡り廊下の距離って」

2016年11月11日 19時30分開演 STスポット横浜
作・演出:三浦直之
出演:篠崎大悟、大石将弘、大場みなみ、大村わたる

2016年10月31日月曜日

肋骨蜜柑同好会「愛の技巧、または彷徨するヒト胎盤性ラクトーゲンのみる夢」

2016年10月30日 14時開演 シアター風姿花伝
作・演出:フジタタイセイ
出演:依田玲奈、笹瀬川咲、石黒麻衣、山城秀之、山本恵太郎、窪寺奈々瀬、フジタタイセイ、Maggie、室田渓人、小寺悠介、額田礼子、久保広亘、ちゃづけ、森かなみ、中野雄斗、久保瑠衣香

2016年10月30日日曜日

プロペラ犬「珍渦虫」

2016年10月29日 18時開演 下北沢ザ・スズナリ
脚本:連行おい+劇中小説:えのもとぐりむ
演出:水野美紀
出演:ノゾエ征爾、伊藤修子、猪塚健太、福永マリカ、井内ミワク、水野美紀、福澤重文、宮下貴浩、米村拓彰、平竜、坊屋たいと

2016年10月29日土曜日

オイスターズ「ここはカナダじゃない」

2016年10月28日 19時30分開演 三鷹市芸術文化センター星のホール
作・演出:平塚直隆
出演:小暮拓矢、ヤストミフルタ、田内康介、芝原啓成、川上珠来

2016年10月27日木曜日

good Morning No.5「ケツラク」

2016年10月26日 19時開演 下北沢駅前劇場
作・演出:澤田育子
出演:藤田記子、澤田育子、久保田南美、佐々木彩、野口かおる、千代田信一、瀬戸裕介、佐伯大地、境秀人、小山まりあ、北山雅康、MINAKO

2016年10月18日火曜日

梅棒「Glover」

2016年10月17日 19時30分開演 グローブ座
作・総合演出:伊藤今人
脚本助手:梅澤裕介
振付・監修:梅棒
出演:大貫勇輔、塩野拓矢、梅澤裕介、松浦司、YOU、佐久間夕貴、梅田彩佳、鶴野輝一、遠山晶司、Rui、CRAZY SHIZUKA、NAOI、Marcolini、田中英恵、田中美聡、福島由佳、柳澤佳純、野田裕貴、飯野高拓、遠藤誠、天野一輝、菊池祐太、KENZO MASUDA、伊藤今人
いつも面白いダンスグループ梅棒、今回も十分楽しませてくれました。
彼らの良さは、単純に「俺たちは踊りたいんだ!」としかいっていないことです。
踊るために、ストーリーがあり、J-POPがあり、台詞がある。そのシンプルにして強い主張が感動を呼ぶのです。芝居でやったら、陳腐きわまりない、心優しいポンコツロボットが皆のために爆弾を抱えて、深い穴に身を投げるシーンで、純粋に感動できるのも、そのためです。
ただ、今回はそれだけでは解決できない問題も明らかになりました。
主役のロメオをやった大貫勇輔はかなりクラシックバレエの素養があり、身長も高いのでユニゾンで踊っていても一人だけ優雅に目立ってしまいます。その情熱だけでは乗り越えられない技術の差を今後どうするのか、どのように解消していくのか、または、しないのか。楽しみです。

2016年9月10日土曜日

泥棒対策ライト「日々ルルル」

2016年9月9日 19時30分開演 三鷹市芸術文化センター星のホール
作・演出・振付:下司尚美
出演:江頭慶子、大西智子、金原直史、近藤彩香、白倉裕二、野口卓磨、星野哲也、的場祐太、下司尚美

2016年8月15日月曜日

Snatch 「プロジェクトB」

2016年8月14日 14時開演 ザムザ阿佐ヶ谷
作:楠野一郎
演出:オクイシュージ
出演:久保田武人、渡辺カズキ、後東ようこ、前田昴一、上山丸、青山祥子、和久井大成、三ツ矢楓、町田水城、畑中実、稲川悟史、オクイシュージ、家納ジュンコ、河野晋吉、市岡拓、塩川千尋

2016年8月5日金曜日

葛河思潮社「浮標」

2016年8月4日 14時開演 神奈川芸術劇場大スタジオ
作:三好十郎
演出:長塚圭史
出演:田中哲司、原田夏希、佐藤直子、谷田歩、木下あかり、池谷のぶえ、山崎薫、柳下大、長塚圭史、中別府葵、菅原永二、深貝大輔

2016年7月23日土曜日

風琴工房「Insider」

2016年7月22日 19時30分開演 Half Moon Hall
作・演出:詩森ろば
出演:佐藤誓、井上裕朗、根津茂尚、佐野功、照井健二、板垣雄亮、杉木隆幸、藤尾姦太郎、大石憲

2016年7月22日金曜日

味わい堂々「枯山水」

2016年7月21日 19時30分開演 池袋スタジオ空洞
作・演出:池田鉄洋
出演:宮本奈津実、浅野千鶴、岸野聡子、細川洋平、堀靖明、おがわじゅんや(回替わりゲスト)

2016年7月13日水曜日

国分寺大人倶楽部「ラストダンス」

2016年7月12日 17時開演 下北沢シアター711
作・演出:川西裕介
出演:加藤岳史、後藤剛範、川西裕介、大竹沙絵子、林竜三、藍屋奈々子、望月綾乃、松本亮、えみりーゆうな、前田昂一、笠井里美

2016年7月12日火曜日

猫のホテル「苦労人」

2016年7月11日 15時開演 すみだパークスタジオ倉
作・演出:千葉雅子
出演:中村まこと、村上航、森田ガンツ、小林健一、久ヶ沢徹、市川しんぺー、千葉雅子、佐藤真弓

2016年7月3日日曜日

reset-N「knob」

2016年7月2日 19時開演 渋谷 Space EDGE
作・演出:夏井孝裕
出演:今井由希、米田敬、佐藤晃子、辻井彰太、林純平、木村圭吾、カトウシンスケ

2016年6月25日土曜日

扉座「郵便屋さんちょっと」

2016年6月24日 19時開演 座・高円寺1
原作:つかこうへい
上演台本・演出:横内謙介
出演:山中崇史、砂田桃子、有馬自由、岩本達郎、新原武、塩屋愛美、岡森諦、高橋麻理、中原三千代、江原由夏、犬飼淳治、累央,高木トモユキ、鈴木利典、上原健太、松原海児、早川佳祐、白金翔太、三浦修平、野田翔太、川西佑佳、藤田直美、北村由海、小笠原彩

2016年6月8日水曜日

iaku「エダニク」

2016年6月7日 19時30分開演 三鷹市芸術センター星のホール
作:横山拓也
演出:上田一軒
出演:緒方晋、村上誠基、福谷圭祐

2016年6月1日水曜日

God Morning No.5 × 艶ポリス「傷」

2016年5月31日 14時開演 シンジュクシアターミラクル
共同脚本・演出:澤田育子 岸本鮎佳
出演:藤田記子、澤田育子、久保田南美、佐々木彩、井上晴賀、岸本鮎佳、谷戸亮太、山本チアキ

2016年5月27日金曜日

ロロ「あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語」

2016年5月26日 19時開演 東京芸術劇場シアターイースト
作・演出:三浦直之
出演:伊東沙保、望月綾乃、西田夏奈子、古屋隆太、板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、森本華
三浦直之はあたっているという感じがします。作る芝居がどれも面白いです。

2016年5月25日水曜日

小松台東「勇気出してよ」

2016年5月25日 19時30分開演 三鷹市芸術文化センター星のホール
作・演出:松本哲也
出演:瓜生和成、松本紀保、竹井亮介、浅野千鶴
浅野千鶴が出演していたので見にいきました。それ以上の意味はありません。

2016年5月19日木曜日

Dull - Colored POP 「演劇」

2016年5月18日 19時30分開演 王子小劇場
作・演出:谷賢一
出演:百花亜希、河村沙也、小角まや、井上裕朗、堀奈津実、塚越健一、中田顕士郎、渡邊りょう、大原研二、東谷英人、谷賢一

2016年5月11日水曜日

イキウメ「太陽」

2016年5月10日 19時開演 三軒茶屋シアタートラム
作・演出:前川知大
出演:清水葉月、大窪人衛、浜田信也、中村まこと、岩本幸子、盛隆二、伊勢佳世、安井順平、森下創

2016年4月28日木曜日

モダンスイマーズ「嗚呼いま、だから愛」

2016年4月27日 19時開演 東京芸術劇場シアターイースト
作・演出:蓬莱竜太
出演:川上友里、古山憲太郎、津村知与支、小椋毅、西條義将、生越千晴、太田緑ロランス、奥貫薫
川上友里がブスでした。そして、小劇場運動(そんなものがあれば)は、終わりました。
小劇場の女優は生活感が薄いというか、ない演技をすることが多くて、それが魅力の1つだと思っていたのですが、この芝居の川上友里は生活感丸出しのブスで、それがとてもよかったです。ほりぶんの「得て」での顔芸に続く、ヒットだと思います。
それと主に、「小劇場」というくくりで何かを語る時代は終わりました。これからは、個々の劇団、個々の役者について語るべきだと思います。

2016年4月23日土曜日

泥棒対策らいと「一寸先ワルツ」

2016年4月22日 19時30分開演 渋谷 Space Edge
作・演出・振付:下司尚美
出演:金川周平、傳川光留、長尾純子、渡辺芳博、下司尚美

2016年4月18日月曜日

劇団きらら「ガムガムファイター」

2016年4月17日 12時開演 王子スタジオ1
作・演出:池田美樹
出演:有門正太郎、オニムラルミ、宗真樹子、寺川長、池田美樹

2016年4月15日金曜日

FUKAI PRODUCE 羽衣「イトイーランド」

2016年4月14日 19時開演 吉祥寺シアター
作・演出・音楽:糸井幸之介
出演:伊藤昌子、深井順子、鯉和鮎美、高山のえみ、新部聖子、幸田尚子、浅川千絵、岡森諦、キムユス、日高啓介、高橋義和、大鶴佐助、岡本陽介、澤田慎司

2016年4月14日木曜日

ハイバイ「おとこたち」

2016年4月13日 19時開演 池袋芸術劇場シアターイースト
作・演出:岩井秀人
出演:菅原永二,平原テツ、松井周、用松亮、安藤聖、永井若葉
再演。初演の時よりも役者が整理されて、さらに密度が高まりました。傑作です。

2016年3月29日火曜日

青蛾館「くるみ割り人形」

2016年3月28日 19時開演 池袋東京芸術劇場シアターウエスト
原作:寺山修司
構成・演出・振付:スズキ拓朗
出演:宮下今日子、のぐち和美、エリザベス・マリー、富田麻帆、長谷部洋子、森ようこ、鈴真紀史、蜂谷眞未、田中美甫、真弓瞬、石橋穂乃香、矢島かえ、momona、本山歩、甘井飴子、鈴木彩乃、小笠原采美、中井沙織、岩坪成美、七味まゆ味、こもだまり、浅場万矢、池町映菜、小林らら、佐藤沙紀、北河朋子、持丸裕香、高畑亜美、木村文香、塩沢優、高嶋佑香、三木万侑加
スズキ拓朗の才能を持ってしてもうまくいかないこともあるという例でした。
脚本を読んでいないので確かなことはわかりませんが、寺山修司のいつものグダグタなストーリーをうまく整理できなかったまま、舞台に載せてしまったような感じです。その上、主宰ののぐち和美が動き、舞台前まで出てくるので溜まりません。「星の王子さま」の時は、舞台奥で動かなかったからよかったのに。

2016年3月17日木曜日

地点「スポーツ劇」

2016年3月16日 19時開演 神奈川芸術劇場大スタジオ
作:エルフリーデ・イェリネク
構成・演出:三浦基
出演:安部聡子、石田大、小河原康二、窪田史恵、河野早紀、小林洋平、田中祐気
当たり外れの差が激しい地点ですが、今回は当たりでした。しかも、その当たりが今までと違う、新しい当たり方でした。
前半は,苦行が続きます。しかし、後半になるとその苦行が必要なものだったと納得できるのです。ちょうど、テレビのドキュメンタリーでは映らない平地からの荷揚げの行軍がエベレスト登頂に絶対に必要であるように、必要なんだと納得できました。
そうして登った山頂は美しいところではなく、ゴミやひょっとしたら死体なんかも散乱している相当ひどいところだと教えてくれます。
イェリネクの前作「光のない」は、死後の世界というイメージでしたが、このスポーツ劇は現実の世界です。
その現実に向かって、地点は「今のこの現実は相当ひどいところだぞ。皆、わかっているのか。」と言葉を投げつけてきます。
こんな地点は、初めてです。試みの全てがうまく機能しているとは思いませんが、十分面白かったです。

2016年3月16日水曜日

てがみ座「対岸の永遠」

2016年3月15日 14時開演 シアター風姿花伝
作:長田育恵
演出:上村聡史
出演:石村みか、福田温子、箱田曉史、今泉舞、岸野健太、西田夏奈子、亀田佳明、みやなおこ、半海一晃
文学座や民芸がやってもおかしくない芝居でした。演出も「地を渡る舟」の扇田卓也のような余計なことをせず、オーソドックスで好感が持てます。役者では、話の中心となる詩人のアンドレ・ミンツを演じた半海一晃がひょうひょうとしていながら、色気のある演技で面白かったです。それ以外の役者は、若さ故か力が入りすぎて、固い印象が残りました。

2016年3月12日土曜日

フロム・ニューヨーク「コーヒーカップを持つ演技」

2016年3月11日 19時30分開演 下北沢OFF・OFFシアター
構成・演出・出演:フロム・ニューヨーク ブルー&スカイ、市川訓睦、中村たかし
コントをいくつかつなげて上演し、全体としてストーリーが見えてくるという、最近見かけるスタイルの上演でした。
コントと芝居の区別も私の中で明確にあるわけではなく、見る都度にコントのようだとか,これはもはや芝居でしょう,思うくらいなものです。
ブルー&スカイの名前は大倉孝二とのユニット公演で始めて知りました。その時も、「なんか、色々かっこつけてる人だなあ。」と思いましたが、今回も印象は変わらず、「かっこつけ」です。

2016年2月26日金曜日

開幕ペナントレース「ROMEO and TOILET」

2016年2月25日 20時開演 三軒茶屋シアタートラム
作・演出・美術:村井雄
出演:高崎拓郎、G. K. Masayuki, 岩☆ロック、ささの翔太、竹尾一真、針金信輔、山森大輔
第4回世田谷区芸術アワード”飛翔”舞台芸術部門受賞記念公演 シアタートラム ネクスト・ジェネレーション Vol.8という長い冠がついた公演でした。
前回のシアタートラム ネクスト・ジェネレーションでスズキ拓朗を知ったので、今回も、期待して見にいきました。
ゴジゲンに続いて「ロメオとジュリエット」ものでしたが、こちらは本歌取りというか、ロメオが死なないで生き延びて、ジュリエットと一緒に銀河鉄道にのって、宇宙に旅立つというわけのわからないストーリーを全身白タイツの男たちが演じるというものでした。
いくつものコントのようなシーンの連なりで構成されていて、コントの中には多少面白いものもあるのですが中途半端だし、役者の個人技を楽しむには演出の規制が効きすぎていて爆発しないし、中途半端に始まり、そのまま終わりました。

2016年2月20日土曜日

ゴジゲン「劇をしている」

2016年2月19日 19時開演 下北沢OFFOFFシアター
作・演出:松居大悟
出演:松居大悟、目次立樹、東迎昴史郎、奥村徹也、堀善雄、本折最強さとし
作・演出の松居大悟は、テレビだか映画だか知りませんが映像の監督もしている人のようで、その業界の人に、「今度、久しぶりに芝居をやるので,見に来てください。」と言ったところ、「なぜ、そんな儲からないばかりか持ち出しになることをするの?」といわれたところから悩むというような話です。
ストーリーとしては、高校の演劇部がロメオとジュリエットを上演しようとするドタバタを縦軸に、出演者が各自、「なぜ、芝居をするのか?」を自問するのが横軸に、進んでいきます。
結論からいうと、「そんな悩みは勝手に裏で悩んで、観客にはもう少し別に見せるものがあるだろう。」ということです。

2016年2月18日木曜日

浮世企画「ザ・ドリンカー」

2016年2月17日 19時30分開演 下北沢駅前劇場
作・演出:今城文恵
出演:伊達暁、村上航、永山智啓、鈴木歩己、辻貴大、松本D輔、今城文恵、四浦麻希、西岡未央、平野鈴、猪俣三四郎
この芝居を見てから、もう3ヶ月以上経ちました。正直、「そこそこ面白かった。」という印象くらいしか残っていません。
実はこの芝居を見る直前に、ネット上で「今や小劇場というのは,ひとつのジャンルとなってしまった。皆そのジャンルの中で、温々、活動しているに過ぎない。」という書き込みを読んで、観劇熱が一気に冷めてしまいました。
元々、「新しい表現を見たい。新しい表現とは、何をやっているか理解はできないが、それでも面白いものだ。」という考えで芝居を見だしたのに、ネット上の書き込みが正しいとすれば、小劇場に新しい表現は、もはやないことになります。そして、ここ数年の観劇経験からいっても、残念ながら正しそうなのです。
これ以降、劇場に向かう時のワクワク感は確実に減少しました。面白い芝居には、出会えるかもしれないが、新しい芝居には、出会える確率は極めて低い。
もし、新しい表現がどこかで行われていても、私の視界には残念ながら入っていない。視界を一気に広げる方策も思いつかないので、とりあえず芝居でも見るかという感じです。