2014年10月27日月曜日

4年ぶりのニューヨーク 22「Here Lies Love」

2014年10月27日
Public Theatreの3階の、ちょうどザ・スズナリぐらいのスペースで、イメルダ・マルコスをモチーフにしたミュージカルを見ました。元Talking HeadsのDavid Byrneが製作に加わっているのが主な動機でした。長手方向の手前と奥にステージがあり、壁沿いにステージを繋ぐ通路があり、部屋の真ん中にもぐるぐる回るステージがあります。観客は、スタッフの指示で動くステージをよけながら、様々なところで行われる芝居を見たり、一緒に踊ったりする趣向です。最近、
舞台と観客の新しい関係性を求めてこのような演出が増えてきたような気がしますが、「Wyra」のように、大がかりな装置の転換が必要で、そのために観客も移動せざるをえないという状況なら受け入れられやすいのですが、たんに演出の都合だけで移動させられるのは,違和感が残ります。

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