2014年10月31日金曜日

「Matilda」

2014年10月31日 Sam S. Shubert Theatre
子役が主役のミュージカル、しかも一人だけでなく子役が集団で出てくるミュージカルで鑑賞に耐える作品を作るノウハウを駆使して作られたミュージカルでした。
どうしても薄っぺらになる歌と踊りは、大人の役者が子供の扮装して参加して厚みを出し、区別のつきにくい子役同士は、人種、性別のバラエティを豊富にすることで、キャラクターを明確にしています。主役のマチルダは子役の中でも一番小さく、念力が使えるという設定なので、顔つきも神秘的な要素を感じさせるインド系の顔で、他の子役とは一線をかくしていました。
それだけの配慮をしても、見え方が単調になるのは、避けられませんでした。どうしても、悪役の学園長や、軽薄なマチルダの両親の方が印象に残ってしまいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿